ハンミ薬品、中断論議の新薬臨床再開

[写真=ハンミ薬品提供]


昨年、技術輸出契約解約と輸出新薬臨床試験中断などの悪材料に苦しめられて、信頼度が落ちたハンミ薬品が再開される。

ハンミ薬品は、アメリカ多国籍製薬会社ヤンセンが今年下半期に糖尿・肥満バイオ新薬JNJ-64565111(韓米課題名HM12525A)に対する臨床試験を始める予定だと9日に公示した。JNJ-64565111はハンミ薬品が開発し、2015年11月にヤンセンに技術移転した新薬候補物質で、ヤンセンは昨年12月に臨床試験進行保留を決めた。

両社は、新薬候補物質臨床試験に必要な臨床試薬生産が遅れたことにともなう措置だと明らかにしたが、当時、一部では臨床試験中断が新薬市場性と価値などを考慮した決定ではないかという疑惑が提起された。

当時、ハンミ薬品は技術輸出契約解約、返還、条件変更など悪材料が続いており、臨床試験進行の保留に対しても「事実上終わることではないのか」という反応が現れた。しかし、臨床試験の再開が公式に決定され、ハンミ薬品は新薬開発成果信頼度を多少回復できる機会を得ることになった。

両社は今回の臨床試験が生産関連遅延問題を解決したことにより行われ、既存の臨床試験より進展した方式で設計されたと説明した。ヤンセンは、下半期臨床試験開始のためにアメリカFDAに臨床試験承認許可を申し込んだ状態である。

ハンミ薬品の関係者は“既存の臨床を通じて、該当新薬物質に対する安全性が確認されたので、新しい臨床を始めると考えれば良い”と話した。

(亜洲経済オンライン)


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