AI段階「深刻」格上げ

疾病管理本部[写真=疾病管理本部提供]


鳥インフルエンザ(AI)の危機段階が深刻に格上げされ、政府が人体への感染を予防するための対応強化に出た。

7日、疾病管理本部は人体感染を予防して対応体系を強化するために、AI中央疫学調査班と緊急状況室人材を拡大編成したと明らかにした。疑いのある患者発生に備えて、国家指定陰圧隔離病床も稼動している。

先立って農林畜産食品部は、最近済州(チェジュ)や群山(クンサン)などでH5N8型AI感染事例が広がるにつれ、AI関連危機段階を「深刻」に上方修正した。

H5N8型AIは、まだ人体感染事例が報告されてない。昨年11月から今年4月までに国内で発生したAI感染事態と関連し、高危険群2万6876人中単純症状が発生した76人の検査結果が全て陰性と確認された。

また、AIウイルスは熱に弱く、75℃以上で5分で死滅するため、十分に加熱料理をした鶏肉などの場合は感染の可能性が全くない。

室病管理本部は“一般国民の場合、過度に不安に思う必要はない”とし“農場従事者や殺処分作業参加者など、高危険群を中心に地方自治体とともに抗ウイルス剤の投薬や個人保護具の着用教育など、AI人体感染予防措置を施行している”と明らかにした。

また、一般国民には家禽類の接触や家禽農場訪問を自制し、30秒以上手を洗うなどの個人衛生を徹底するように呼びかけている。

万一、殺処分作業に参加したりAI発生農家に訪問して家禽類などに接触した後、10日以内に発熱を伴った咳など呼吸器症状が発生すれば、管轄地域保健所または疾病管理本部コールセンター(1339)に申告しなければならない。

(亜洲経済オンライン)


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