​ポスコ、"「ギガスチール」で神の領域に挑戦する"

[​ポスコ、"「ギガスチール」で神の領域に挑戦する"]



ポスコが「ギガスチール」で鉄鋼製品の限界を克服しようとしている。

ポスコが最近、発売を開始した「ギガスチール」は電気自動車・無人自動車などスマートカー時代に合わせて自動車の重さを画期的に減らすことができる未来素材だ。

1㎟面積当たり100キロ以上の荷重に耐えることができるギガスチールは両端から鋼板を引っ張って破れまでの引張強度が980MPa(1ギガパスカル)以上なのでこのような名前が付けられた。

引張強度980MPaは10ウォン玉ぐらいの大きさに10tの荷重に耐えることができる能力である。 つまり、約1tの重さである準中型乗用車1500台を横10cm、縦15cmの手のひらサイズ「ギガスチール」においても耐えられるということを意味する。 同じ面積と厚さなどの同一の条件では「ギガスチール」がアルミニウム素材より約3倍ほど重いが、強度がはるかに高い「ギガスチール」の厚さを3分の1以下に減らせば、アルミを素材と同等かもっと軽くて複雑な形状の製品を作ることができる。

ポスコは引張強度780メガパスカル(Mpa)以上の鋼板を超高強度鋼、1㎟面積当たり100キロ以上の荷重に耐えることができる引張強度980Mpa以上の鋼板を「ギガスチール」と定義する。 一方、他社は590 MPaを超高強度鋼に分類している。

物理学的な面で強度と延伸率(加工性)は相反する概念だ。 強度が強ければ、製造が難しく、ヨンシンリュルが強ければ強度が弱くなるが、ポスコは世界的な鉄鋼メーカーのうち、初めて「より強く、よく曲がる鉄」技術を開発することにとどまらず、商用化に成功した。 TWIP川、PosM-XF川などが代表的な例だ。

権五俊(クォン・オジュン)ポスコ会長は昨年8月、タイのCGL竣工式で"鉄鋼比の割合が3分の1水準であるアルミニウムが新しい自動車用の素材に多く言及されるが、鉄鋼はアルミニウムより価格競争力が優れているだけでなく、強度が3倍以上強い「ギガスチール」なら軽量化の面でも優れた性能を出すことができる"と強調した。
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