​現代・起亜車の中国販売、4月も「半分」…消費者の信頼回復に主力

[​現代・起亜車の中国販売、4月も「半分」…消費者の信頼回復に主力]



懸念が現実になっている。 中国発「サード(THAAD)の後爆風」が続き、現代・起亜自動車の中国販売量が二ヵ月連続下落した。 2002年、現地市場に参入した以来、15年ぶりに最大の危機を迎えているわけだ。

現代・起亜車の中国法人の関係者は4日、記者との電話インタビューで"先月、中国で現代車は約4万台、起亜車は2万5000台を販売したものと暫定集計された"と明らかにした。

現代・起亜車の昨年4月の販売量が計14万6378台である点を考慮すれば、50%以上急減したものだ。 現代・起亜車は3月にも前年同月比52%と大幅に減少した。

先立って、現代車グループの中国事業を総括してきたソル・ヨンフン顧問は先月、記者と会って、サードの影響で「青天の霹靂(へきれき)」を迎えたとした。 そして、"現代・起亜車は今年、中国で販売目標(195万台)の半分の100万台の販売も難しい"と見込んだ。 このようなソル顧問の懸念が現実味を帯びているのだ。

現代車は今年上半期、ソナタ部分変更モデルのほか、中国市場に出せる適当な新車もない状況だ。 現代自動車の中国法人の関係者は"先月、代理店訪問顧客が例年の半分水準に減少した"、"このような状況で新車を出すよりはディーラー網の点検、サービスの改善などを通じて対策作りに乗り出している"と話した。

ただ、下半期にはアバンテの電気自動車、小型戦略乗用車、準中型SUV「ix35」を発売し、反撃に乗り出す計画だ。

起亜車は今月、小型SUV「K2クロス」を披露し、マーケティングを強化する方針だ。 また、金融支援緊急プログラムを実施し、ディーラーたちの不良化を防止して販売教育も実施する計画だ。 同時にこれまで中国で販売した車両460万台に対し逐次的にアフターサービスを進め、顧客との関係改善を図るという戦略だ。
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