国家技術標準院、家具・自動車ウォッシャー液などの安全基準上半期改正

 [写真=産業通商資源部]

産業通商資源部国家技術標準院は20日、製品の安全性審議委員会を開き、家具や自動車用ウォッシャー液などの安全基準の改正案を審議した。

今回の改正された家具やウォッシャー液などは、昨年、消費者事故や危険の可能性が高いことが指摘されてきた製品で、改正を通じて消費者の安全性を強化するための措置である。

改正案には、家具の高さが762mm以上の家庭用引き出しには、子供がぶら下がる可能性を考慮して23kgの荷重でも倒れないように、安全要件を追加した。

自動車用ウォッシャー液は、メタノールの含有量を0.6%以下に設定した。窓のブラインドは、子供が紐に巻かれ窒息する事故を防止しようと、ブラインドの紐が床から80cm以上高いところに規定した。ただし、紐の固定装置を使用する場合は、紐の先端の長さが床から120cm以上になるようにした。

家具の安全基準の改正は、昨年、アメリカでイケアの引き出しが倒れて死亡事故が相次いで発生したことによるものである。当時の国家技術標準院は、イケアの引き出しの欠陥補償(リコール)措置を下したが、国内には関連基準がないアメリカの基準を予備安全基準に適用した。

ウォッシャー液は、自動車ガラスに使用する場合、メタノール成分が車の中に入ってくる可能性が提起された。国家技術標準院は、このような消費者の懸念に対応するため、昨年下半期から安全基準の改正のための意見を収斂した。

改正案は、規制審査を経て今年上半期中に告示する予定である。告示後の猶予期間を付与した後、適用する。

産業通商資源部の関係者は“改正基準が適用されると、家具の転倒事故やブラインドの紐による事故を防止するなど、消費者の安全がより確保できるものと期待している”と述べた。

(亜洲経済オンライン)


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