北朝鮮が韓米合同トクスリ(鷲)演習(FE)6日目である今日(6日)、東海上に弾道ミサイルを数発を放ち、これらは1千キロ以上飛行したものと把握された。
合同参謀本部は“今日(6日)の午前7時36分頃、北朝鮮が平安北道東倉里一帯から東海上に中距離弾道ミサイル数発を発射した”、“飛行距離は約1千余km”と明らかにした。北朝鮮が発射した弾道ミサイル数発は正常に飛行してほぼ同距離を飛行したという。
これと関連して日本政府を代弁する菅義偉官房長官は北朝鮮が今日4発のミサイルを発射し、これらのうち3発は日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したと説明した。
平安北道鉄山郡にある東倉里(トンチャンリ)発射場は北朝鮮が昨年2月も長距離ミサイルを発射したところで、北朝鮮が今回も高角發射で発砲した場合、飛行距離が約1千キロメートルに達するためICBMである可能性が提起されている。
これに対して軍関係者は“ICBMかは精密分析作業が必要だ”、“先月発射した「北極星-2型」と類似した機種でもある”と話した。
一方、北朝鮮の今回のミサイル挑発は今月1日に始まった韓米合同トクスリ演習に対する反発であると解釈しており、韓国政府は午前9時、大統領府で黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行国務総理主催で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を緊急招集した。
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