政府が6月、済州で開かれる第2回アジアのインフラ投資銀行(AIIB)年次総会の準備に着手した。企画財政部は27日、AIIB側と関連の覚書を締結したと明らかにした。覚書には、今回の年次総会と関連して、主催国とAIIB間の役割と費用分担などの内容が盛り込まれた。
この日の午後、ソウルプラザホテルで開かれた締結式には、チェ・サンモク企画財政部1次官とダニーアレクサンダーAIIB副が参加した。
チェ・サンモク次官は“今回の総会は、昨年中国の北京で開催された1次年次総会の後、中国以外の地域で開催される初の総会である”とし“AIIBがインフラ開発に特化した国際機関でしっかりと位置づけすることができるきっかけになるだろう”と述べた。
アレクサンダー副総裁は締結式直後に、大宇建設、サムスン物産、GS建設、現代建設など15社の国内インフラ関連企業・金融機関が参加したビジネス懇談会を開き、今年の総会に出席することを要請した。
一方、企画財政部とAIIBは2次年次総会の公式ホームページ(aiib2017.org)を28日に公式開設し、公式ロゴとスローガンを公開する。ロゴは、韓国の伝統建築物である韓屋を形象化した。スローガンは「アジアを建てる、未来をつなぐ。2017年AIIB年次総会」が選ばれた。
(亜洲経済オンライン)
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