ジュ・ヒョンファン産業通商資源部長官“チェスンシルなど韓国の状況、経済体質強化きっかけ”

ジュ・ヒョンファン産業通商資源部長官(右から3番目)は17〜19日、スイスのダボスで開かれた「第47回世界経済フォーラム(World Economic Forum)年次総会」に出席した[写真提供=産業通商資源部]

産業通商資源部は、ジュ長官が17~19日にスイスで開かれた第47回ダボスフォーラムに参加して、最近の韓国の状況について“政府の政策は揺れがなく、今後の制度の先進化や企業の透明性向上など経済体質が強化されるきっかけになるだろう”と説明したと明らかにした。

ダボスフォーラムは、トップクラスが参加する行事で、2014年にはパク・クネ大統領が直接参加したが、今年は大統領特使もおらず、ジュ長官が事実上代表団を導いた。

ジュ長官はフォーラム期間中、自由貿易や4次産業革命対応に関する議論に積極的に参加した。また「製造の未来、地域戦略の模索」のセッションで、発展途上国が成長するための方案として、メガ自由貿易協定(FTA)を通じた地域統合と市場拡大を主張した。

そのためには、東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国間の市場統合を改善し、域内包括的経済連携協定(RCEP)を早期に妥結しなければならないと強調した。

急速なデジタル化でサイバーテロが増えているが、国際協調が弱い点を指摘し、サイバー攻撃の発生時の回復を支援する「サイバー平和維持軍」の創設も提案した。

フォーラムの核心協議体である「製造の未来創立理事会」では、指定討論者に出て“現在のモノのインターネット(IoT)、人工知能(AI)などの一部の産業にのみ適用される4次産業革命の技術を全産業や製造業全般に拡散しなければならない”とし、韓国の規制緩和、人材・インフラストラクチャのサポート、研究開発(R&D)サポートケースを紹介した。

製造の未来創立理事会は、昨年のフォーラムで4次産業が製造全過程に及ぼす影響を分析し、脅威・対処・チャンスの要因を見いだそうと発足した協議体である。韓国は理事として参加している。フォーラムは、現在進めている国別4次産業対応能力の評価で韓国を事例研究対象として含むことにした。

フォーラムは、今年の韓国を訪問して4次産業革命と製造業の未来に関するフォーラムを開催する予定である。また、ジュ長官はBMW本社を訪問して、電気・自律走行車の技術・標準協力と韓国の自動車部品メーカー納品拡大を要請した。

(亜洲経済オンライン)


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