済州島、人口の流入増加による経済成長率・民間消費増加率全国1位

[写真=アイクリックアート]


済州に流入する人口が増え、昨年、済州(チェジュ)の経済成長率と民間消費増加率が全国16市道のうち1位を占めた。蔚山(ウルサン)は1人当たりの所得が最も高い地域であることが分かった。

統計庁が28日発表した「2015年地域所得」暫定結果によると、昨年済州地域の実質総生産の伸び率は4.5%と全国で最も高かった。これは全国平均(2.8%)よりも1.7%ポイント高い数値だ。

済州の成長率を導いたのは1年前より21.6%増えた建設業生産のおかげだった。済州は名目総固定資本形成、名目個人所得、実質民間消費増加率、実質建設投資増加率でも1位に上がった。建設・設備・知識生産物投資などを意味する総固定資本形成の増加率は済州が20.4%で2位の大邱(テグ) 14.8%を上回った。

名目個人所得でも済州は1年前と比べて6.8%増え、忠清南道(チュンチョンナムド)と共同で増加率1位を占めた。

済州の実質民間消費増加率は5.1%、実質建設投資増加率は22.1%だった。全国平均よりそれぞれ2.9%ポイント、13.5%ポイント高かった。

済州は実質個人所得は6.2%増え、忠清南道6.6%に続いて増加率2位に上がった。済州の景気が蘇ったことは済州島に定着する人口が増えていたからと分析された。

行政自治部によると、昨年12月、済州の人口は62万4千人まで1年前より1万7千人増えた。1ヶ月に1千400人の割合で人口が増えたわけだ。

統計庁の関係者は"済州への人口の流入が増え、住宅建設を基盤にした投資が多く増加した"、"特に建設業の貢献度がかなり大きくなった"と説明した。

1人当たりの個人所得は蔚山が2千万ウォンと1位だった。 蔚山は2007年から1人当たりの個人所得1位のタイトルを守った。 しかし、主力産業の造船業の不況の影響で2位のソウル(1千997万ウォン)との差が4万ウォンに減った。1人当たりの地域内総生産では蔚山が6千117万ウォンで1位、大邱が1千992万ウォンで最下位だった。

一方、1当たりの民間消費はソウルが1千878万ウォンでが最も多く、全羅南道が1千346万ウォンで最も少なかった。
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