[写真＝聯合ニュース]
有名ポップスターリチャード・マックス(53)がSNSを通じて知らせた「大韓航空機内乱暴事件」の被疑者イム・ボムジュン(34)氏が26日午前、警察に出席した。
仁川国際空港警察隊は今日(26日)の午前、航空保安法違反及び傷害容疑の疑いでイム氏を被疑者身分で召喚した。
仁川市中区仁川空港警察隊庁舎に到着したイム氏は“容疑を認めるのか”という取材陣の質問に“認めている”と答えたが、“(酒に酔って)当時の状況は(はっきり)覚えていない”と話した。また、“物議をかもして申し訳ない”と付け加え、“僕の行動で被害を受けた被害者たちに頭を下げて心から申しわけないと言いたい”と伝えた。
帽子をかぶって眼鏡をかけ、マスクをしたまま弁護人と共に現れた彼は、“お父さんも僕の行動に大きく失望した”、“これから僕の間違ったことをなおし、正しく行動するように最善を尽くす”と謝罪した。
イム氏は20日午後、ベトナムのハノイ空港を出発し仁川空港に向かっていた大韓航空旅客機KE480便プレステージ席(ビジネス席)でお酒に酔って隣に座っていた56歳の韓国人乗客の顔を殴るなど機内で２時間ほど乱暴を働いた疑いを受けている。
事件当時、警察はお酒に酔って調査が難しいと判断し、いったん在宅起訴後帰宅させたが調査日程を調整し警察に出頭させた。警察はイム氏を相手に麻薬投薬などを含め正確な犯行動機も調査する予定だ。
一方、イム氏は今年の９月も仁川からベトナムに向かう大韓航空旅客機内でお酒に酔った状態で椅子を壊し、乗務員たちを殴ったりして、ベトナム現地警察に引き渡されたことがある。当時、航空保安法違反・暴行・財物損壊の疑いを受けた彼はベトナムの裁判所で罰金200ドルを宣告された。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
