[写真＝新世界グループ提供（1兆ウォンが投資された「Starfield 河南(スターフィールド・ハナム)」の外観）」
延べ面積が70個のサッカー競技場を合わせた規模の46万ｍ²(約13万9千坪)、建物面積11万8千ｍ²(約３万６千坪)のショッピングテーマパークがオープンした。
新世界グループはチョン・ヨンジン(鄭溶鎮)副会長の野心作である「Starfield 河南(スターフィールド・ハナム)」を９月５日一部開場し、初のお客さんを迎えた。この日、フリーオープンの知らせを聞いて訪れた近隣主民やお客さんでグランドオープン前の売り場は既に賑わっていた。
ソウルから車でわずか１時間以内(20～30ｋｍ)の距離である「Starfield 河南」は一つの階を回るだけで500ｍ以上を歩くほど広い。地下１階から屋上までショッピングモールと文化、レジャー、観光などを一日で楽しめる韓国で初めて試みられたこのショッピングテーマパークは、百貨店450個、ショッピングモール300個を合わせた750余りの差別化されたMDを一カ所で経験することができる。とんでもない規模でギネス世界記録の掲載を控えているという。
何より新しい挑戦を集約した決定版は屋上の「アクアフィールド」である。既存のウォーターパークとは違ってホテル型プールを追求するコンセプトで建てられたアクアフィールドは400坪規模で年中42℃の水温が維持され、昼はプールで、夜は映画館とロフトトップで活用される。レジャー文化の核心である115ｍ長さのインフィニットプールは眺めが良く異国的な感じが特徴だ。室内プールも13ｍの高さのガラス窓を通して外の景色を見ることができ、８つのテーマのチムジルバン(韓国式サウナ)とフットスパ、エステコーナーも楽しめて、家族はもちろん友達、恋人同士のワンデイトリップにも最高だ。
[写真＝亜洲経済（Starfield 河南の１階にある開放型「クッキングクラス」）]
「Starfield 河南」の新世界デパートも格別だ。１万４千坪の規模で地下１階から地上３階までの新世界デパートは顧客の滞留時間を極大化させるための「体験空間」で構成された。従来のデパート公式を完全に破り、１階の売り場には開放型の「クッキングクラス」と「陶器工房」が入った。ブランド品はデパートと繋がってる専門モールに入店した。
[写真＝亜洲経済（２階のブランドゾーンは最新トレンドを提案する）]
２階設けられた2200坪余りの「ラグジュアリーゾーン」にはルイヴィトン、グッチ、プラダ、ティファニー、ブルガリなど30つ以上の海外の有名ブランドが最新のトレンドを提案する。また、２階のもう一つの核心は50種類余りのブランドを備えたビューティー専門館だ。基礎ラインからメークアップラインまでのメークゾーンと男性化粧品売り場、ヘアケアとボディー＆スキンケアまで、分野別特化されたコーナーが専門的なビューティーショッピングを楽しませる。特に最近、ファッションと美容に投資するグルーミング族を狙って男性たちのためのファッション、ビューティー分野の商品とサービスも強化した。
[写真＝新世界グループ提供（男たちの遊び場である１階の「エレクトロマート」）]
1100坪規模で１階に位置している統合型家電専門売り場である「エレクトロマート」も同じく体験型売り場の形式出る。男たちの「遊び場」をテーマにする統合型家電専門売り場であるエレクトロマートは大型家電はもちろん、オーディオ、RCカー、ドローン、スマートトイ、３Dフィギュアなど、ショッピングに興味のない男性たちさえ関心を持たせる。しかも、200種類の輸入ビールを備えた酒類コーナーと共にモダンな雰囲気の「エレクトロバー」が用意されており、一杯の余裕を楽しむにも十分だ。
[写真＝新世界グループ（女性のための空間である「メゾンティシア」売り場）]
「エレクトロマート」が男性たちの遊び場であるなら「メゾンティシア」は女性のための空間である。３階に1000坪規模で作られた売り場には家具、キッチン用品、インテリア小物などホームファニシング全般に関する商品を海外から直接ソーシングして披露する。売り場の動線によって花とディユーザー、キャンドルなどを配置し、実際に庭を散策するような感じを演出した。高級ライフスタイル生活専門店である「メゾンティシア(Masion+Leticiaの合成語)」は言葉の通り女性たちに歓喜と嬉しさをプレゼントする。
[写真＝亜洲経済（地下１階の新世界プレミアムスーパーマーケット「PKマーケット」）]
地下１階の新世界プレミアムスーパーマーケットである「PKマーケット」は「Live to Eat」という文句でショッピングより余暇とグルメを優先する大衆の心理をつかんだ戦略が目立つ。1000坪の規模で最高水準の食材量と加工品を取り扱う食品専門館である「PKマーケット」は見るだけでも充分楽しい。
「Gourmet Street」は17つのコーナーに1700坪、1800席規模で200ｍに達する野外テラス形態で広がっているのが特徴だ。韓国の伝統のグルメから海外の有名食堂まで、専門家たちが厳選した美味しいお店だけを集めて、味にうるさい美食家たちを満足させることができるよう１階に構成された。
３階のEatopiaもやはりグルメの楽しみが極大化される空間という意味の「Eat」と「Utopia」の合成語で、メニューによってEadternとWesternストリートに分けられる。18つ、900坪、840席規模である「Eatopia」はレストランとフードストリートが一つの空間に調和した新概念の「フードラウンジ」である。
ショッピング以外の楽しみはこれだけではない。1800坪規模で11つの特色のある上映館を保有したメガボックス映画館と欧州の図書館を連想させるコンセプトのヨンプン文庫、TV放送局スタジオをテーマにした50室の部屋で構成されたカラオケボックスまで、顧客のための便宜施設が一つ一つ差別化された姿で楽しみを味わうことができる。
[写真＝新世界グループ提供（「スポーツモンスター」の室内クライミング）]
さらに、多様なレジャーとエンターテインメントが結合した「スポーツモンスター」では余暇活動を通じて楽しい経験と幅広い体験ができる。バスケットボール、バレーボールをはじめ、室内クライミング、LEDスポーツコートなど、これまで体験することができなかった30種類の様々なスポーツコンテンツを経験することができる。しかも、子供から大人まで年齢に関係なく楽しめる最初の融・複合文化空間であるのが嬉しい。
最大規模のショッピングテーマパークに相応しく、駐車場も強みだ。同時駐車台数6200台規模で国内単一建物基準では最大な規模を誇り、１日平均４万台余りの駐車が可能だ。駐車場内には1200余りのセキュリティ用CCTVが設置され、女性顧客も安心して利用することができる。
また、授乳とオムツの交換などができる乳児休憩室が１階と３階に用意されている他、ショッピングモールとデパート内にはベビーカーのレンタルもできるため、家族を同伴した顧客のための繊細な配慮が目立つ。
[写真＝亜洲経済（９月５日からの１カ月間展示される「ジャイアントラビット」）]
特に、多様な芸術作品はあちこちに展示され、芸術的な体験ができるように作られた「Starfield 河南」ではオープンと共に秋夕(韓国の旧盆)を記念するためで展示会が開かれる。「ジャイアントラビットのサプライズ襲撃！アートプロジェクト」を９月５日から１カ月間、アジアで初めて行い、12匹の巨大ウサギが売り場の内外に展示される。オーストラリア出身の公共美術プロジェクト作家で著名なAmanda Parerの作品でニューヨーク、ロンドン、パリなど世界各国の主要都市で活発に展示されている「ジャイアントラビット」は顧客に幻想的な経験と愛、喜びと幸福のメッセージを伝えている。
一方、新世界グループは「Starfield 河南」を皮切りに2020年まで郊外型複合ショッピングモールを持続的に開発していく計画だ。その一環として2017年上半期には「Starfield 河南」に続き「Starfield 高陽(コヤン)」プロジェクトがオープンする予定であり、今後、日本や中国など外国人観光客を含め国内外から年間1200万人以上が訪問するものと推算、地域経済の活性化に大きく寄与するものと期待されている。
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