中国で韓国ウォンの取り引きが可能に

                [写真=企画財政部]


企画財政部は、中国内でウォン/元の直接取引市場開設のための根拠を用意して改正された外国為替取り引き規定が8日から施行されると明らかにした。

改正規定によると、中国内の直接取引市場が開設される時点から韓国ウォンの清算銀行として指定されたKEBハナ銀行・ウリ銀行の2ヶ所を通じて、中国内での韓国ウォン取り引きが可能になる。

これまで、海外では貿易取り引きの用途にのみ韓国ウォンの取り引きが許されてきたが、これからは韓国ウォンの資本取り引きが中国で初めて広範囲に許されることになった。

中国内で行われるすべての韓国ウォン取り引きは、現地の韓国ウォン清算銀行で一括支援する。企画財政部は“今回の規定改正で、韓国ウォンの海外活用度を大幅に引き上げることができる制度的基盤が用意された”と評価した。

韓国と中国は昨年10月の首脳会談で、中国内でのウォン/元直接取引市場開設に合意した後、これを推進してきた。現在、ハナ銀行とウリ銀行はそれぞれ清算銀行に選ばれて中国内の現地法人のシステム構築を進めており、中国外国為替取り引きセンター(CFETS)も関連システムを整備中である。

企画財政部は“今月中旬頃、人民銀行の市場造成者選定などを経て6月末に初めて取引が始まる”として“今後も韓国ウォンの取り引き動向を見ながら、必要な制度改善を持続的に推進する”と明らかにした。

(亜洲経済オンライン)


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