20~23日、中国の劉奇葆(リウチィバオ)中央宣伝部長訪韓

 [写真=神話通信提供(劉奇葆(リウチィバオ)中央宣伝部長)]



20日、韓国を訪問する劉奇葆(リウチィバオ)中央宣伝部長は中国共産党中央委員会の序列25位に入る政治国委員であり、共青団派の核心メンバーだ。政治局委員のうち共青団派の人事としては汪洋(オウヨウ)副首相、胡春華(フ―・チュンファ)広東省書記、李源潮(リー・ユエンチャオ)国家副主席などがいる。劉奇葆(リウチィバオ)宣伝部長を含めたこれら4人は中国現地で能力が優れていると評価されている。

劉部長は1953年1月生まれで安徽省の宿松で生まれた。1974年、安徽師範大学を卒業した後、安徽省宣伝部に配置され、1977年には安徽省委員会弁公庁秘書室に移動した。

1980年、共青団安徽省委員会宣伝部に籍を移し共青団と関係を構築、1983年、彼が共青団安徽省書記に上がったとき、汪洋(オウヨウ)は副書記を勤めた。おかげで今も 劉部長と汪洋(オウヨウ)は非常に緊密な関係である。

1985年、32歳の劉奇葆(リウチィバオ)は北京に入城し、共青団中央書記処書記として勤務するようになり、1993年までの8年間、共青団中央書記処書記として働いた。以降、人民日報の副総編集に転任、翌年の1994年に国務院秘書室長に席を移した。2000年、広西壮族自治区副書記に移動、2006年、広西自治区書記になり、2007年、四川省書記に任命された。

彼が四川省書記に上がってから間もなくである2008年5月、四川省の大地震が発生、劉奇葆(リウチィバオ)は震源地移動して現場の救助作業を指揮し、四川省の人民たちにボランティアに来てくれることを訴えた。情熱的でありながらも落ち着いて毅然とした対処で復旧作業を成功に導いたことで彼は人民たちにたくさんの好評を受けた。
これをもとに劉奇葆(リウチィバオ)は2012年、中央宣伝部長に上がった。

劉部長は宣伝面で劉雲山(リュウ・ユンシャン)常務委員に続き、中国内の序列第2位だ。宣伝部長は、マスコミ、メディア、出版物、映画などを統制し、インターネット空間でも検閲を実行する。劉部長は2014年、中央文化体制改革発展工作領導小組の組長も兼任するなど、不断に力量を強化してきた。

今回の劉部長の訪韓は、最近中国が強調している「ソフトパワー」戦略の拡大次元で、強大国としての公共外交強化を対外的に拡散させるためのものとみられる。

 
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