慰安婦被害者らの涙の中、「帰郷」の試写会

[慰安婦被害者らの涙の中、「帰郷」の試写会]



光復70周年を迎えた15日午前、日本軍慰安婦被害者の施設である京畿道・広州「ナヌムの家」で民族を象徴する代表曲「アリラン」が鳴り響いた。

チョ・ジョンレ監督と映画に出演した俳優たちは同日、「ナヌムの家」の屋外広場で軍慰安婦被害者の痛みを描いた映画「帰郷」の30分編集版を被害当事者のおばあさんたちの前で上映した。

製作陣は「帰郷」のハイライトシーンと監督及び出演俳優たちの撮影所感などを披露した。

野外広場に設置された200インチの大型LED-TVモニターを通じて姿を現した花の少女。しかし、この少女はすぐ日本軍に拉致されるように連れて行かれた。

映画の中のシーンだが、日本軍「性奴隷」で過酷な苦難を経験したまさに自分たちの恨みのある生が思い出したらしく、おばあさんたちの目縁に涙が宿った。

この映画はナヌムの家で生活するカン・インチュルさんが描いた「燃やされる娘たち」をモチーフに作られたものである。

チョ・ジョンレ監督は"少女役を演じた俳優たちは精神科医の助けまで借りて演技に没頭したが、苦労した。 スタッフたちもたくさん泣いた."と製作当時の雰囲気を伝えた。

映画の上映が終わるとカン・インチュルさんは"私たちはやられたものの、子孫たちまでそうなってはいけない。 家族も守ってくれることができなかった私をこのように国民が守ってくれて本当に心から感謝する。 それで今日少し泣いた"と感謝の気持ちを伝えた。
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