発効11年迎えた「韓・チリFTA」両国間の改善方案推進


[写真=発効11年迎えた「韓・チリFTA」両国間の改善方案推進]

最初の自由貿易協定(FTA)締結国であるチリとのFTAの改善検討など、協定改善のための追加議論が行われる。過去10年間で変化した韓・チリの通常の環境に応じて、両国間のFTAの改善方向などの予備協議が必要だからである。

産業通商資源部は22日~23日まで、チリのサンティアゴで韓国とチリFTA履行状況を確認するための「第9回韓・チリ自由貿易委員会」を開催すると明らかにした。

今回の会議は、首席代表であるジョン・スンイル産業部FTA政策官が参加する。チリ側からは、Pablo Urria外交部経済局長が参加する予定である。

まず商品分野では、原産地基準と通関手続きの改善などに関する議論が行われる。投資サービス分野では、投資の保護に関連する規定を補完などの議論が行われる。特に、今回の議論は、発効11年目の両国の通商環境の変化と追加のFTA締結などを勘案した追加利益が期待される部分である。

韓・チリFTAの発効は2003年に15億ドルである両国間の貿易額を4倍以上に増やすなど、昨年では69億ドルを記録している。また、両国間の経済協力関係と相互国家イメージの向上にも高い評価を受けている。

韓国政府は今回の自由貿易委員会を通じて、FTAの改善と関連した両国の立場を共有し、今後の改善の交渉の推進方向を事前に議論する計画である。

産業部の関係者は、「韓・チリFTAの改善は、通常手続法に基づいて経済的妥当性の分析、公聴会の開催、国会報告の手続を経るなどの利害関係者の十分な意見を集約し、これをもとに改善のための韓国政府の立場を決める計画だ」と説明した。

(亜洲経済オンライン)

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