ホンダが、1999年に発売した同社初のハイブリッド車(HV)「インサイト」の生産を、2月いっぱいで終了する方針を固めたことが25日、分かった。ホンダはインサイトに搭載している旧型のHVシステムから、新型システムへと切り替えている。販売台数が低迷しており、一定の役割を終えたとの判断だ。 初代インサイトは2006年にいったん生産を終了したが2009年2月に2代目として復活。2009年4月にはHVとして初めて国内新車販売台数のトップになった。だが、プリウスが改良を重ねてガソリン1リットル当たりの走行距離を30キロ以上に伸ばす中、インサイトは20キロ台後半にとどまり、次第に劣勢に追い込まれた。 (亜洲経済オンライン) <亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>