韓国のケーブルテレビ業界 4K試験放送を開始

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韓国のケーブルテレビ業界がフルハイビジョン放送の4倍の解像度を持つ4K放送の試験放送を開始した。

 韓国ケーブルテレビ放送協会は17日、次世代映像符号化技術のHEVCを適用したK4試験放送を開始した。HEVCは従来規格のMPEG-4より圧縮率が2倍に上る。

 4K放送の試験放送は世界初となる。ケーブルテレビ統括運営会社(MSO)のCJハロービジョン、C&M、t-broad、現代HCN、CMBはLG電子からケーブル内臓型K4テレビ技術の提供を受け、専用チャンネルを開設し、同日から一般家庭で受信可能な試験放送を開始した。地上波放送のKBSが昨年、CJハロービジョンが今年初めにそれぞれ試験放送を行ったが、一般家庭向けに常時実施したものではなかった。

 ケーブルテレビ業界は当初、来年はじめに試験放送を開始する予定だったが、早期の商用化に向けて計画を前倒しした。このため、2015年に予定されていた商用化も来年実現するとみられる。

 一方、韓国ケーブルテレビ放送協会の梁輝夫(ヤン・フィブ)会長は同日、2017年までに4K放送関連の施設に7200億ウォン(約639億3500万円)を投資する計画を明らかにした。

(聯合ニュース)


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