現代・起亜自会長 欧州社員に積極的な危機対応要請

  • 現代・起亜自会長 欧州社員に積極的な危機対応要請

現代・起亜自動車グループの鄭夢九(チョン・モング)会長が欧州を訪れ、現地の社員に経済危機に積極的に立ち向かうよう求めた。
 
鄭会長は6日、スイス・ジュネーブで欧州での事業現況に関する会議を主宰し、生産・販売・マーケティング戦略を点検した。
 
部門別の業務報告を受けた鄭会長は、全ての部門がクリエイティブな思考を持ち危機に積極的に対応するよう指示。「景気が悪くなれば一層顧客の声に耳を傾け、欧州で見つけた解決策が韓国や海外市場でも危機克服の足がかりとなるよう、ベストを尽くしてほしい」と求めた。
 
また、「海外自動車市場の冷え込みは、危機の震源地となった欧州で打開策を探すべき。欧州で突破口を見いだせば、海外市場の苦境も乗り越えられる」と力を込めた。
 
鄭会長は、同日に開幕したジュネーブモーターショーを訪れ、現代・起亜自動車ブースのほか、アウディ、フォルクスワーゲン、トヨタ自動車、BMWなどのブースを見て回り、新たな技術やデザインなど業界の動向を把握した。
 
さらに現代自動車の新車「i30ワゴン」を視察し、「i」シリーズで欧州市場の攻略に拍車を掛けるよう指示したほか、起亜自動車の新型「cee’d(シード)」に対する現地メディアや消費者の反応を確かめた。

(聯合ニュース)


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