2026. 09. 23 (水)

秋夕連休、出入国ラッシュで仁川空港に一日22万人利用見通し…Kフード・免税店が総力戦

Travelers crowd the departure hall at Terminal 1 of Incheon International Airport in Yeongjong Incheon on July 26 2026 AJP Han Jun-gu
[写真=AJP(仁川国際空港)]

9月末から10月上旬にかけての秋夕(チュソク・旧盆)の連休や開天節(10月3日)、ハングルの日(10月9日)の祝日が連なる「黄金週間」に加え、中国の国慶節(10月1~7日)の大型連休が重なり、韓国の主要空港の利用客が急増する見通しだ。これを受け、空港内の飲食(F&B)や免税店、流通業界は特需を取り込むべく、万全の態勢づくりに追われている。

韓国空港公社や仁川国際空港公社などによると、今回の秋夕連休期間中、仁川(インチョン)と務安(ムアン)を除く全国13空港の利用客は約81万人、一1日平均で16万人と前年同期比2%増が見込まれている。特に金浦(キンポ)・済州(チェジュ)空港は連休初日の23日、金海(キメ)空港は27日に最も混雑すると予想されている。

なかでも仁川国際空港は、一日平均の利用客が22万5,899人に達すると試算されている。出国客は24日(13万人超)、入国客は27日(13万8,000人超)に集中する見通しだ。10月上旬に控える中国の国慶節やハングルの日の連休まで考慮すると、空港の流動人口は事実上、過去最高水準を更新する記録的な数字となる。

空港利用者の急増を前に、仁川空港をはじめとする主要な地方空港に出店する外食コンセッション各社は、人員の補強や物量の確保、営業時間延長などの迎撃態勢を敷いている。特に主要食品企業は、仁川空港を軸にコンセッション事業の基盤を固めてきただけに、今回の連休期間における「Kフード」の需要獲得へ総力を挙げている。

アワホームは、仁川空港第1・第2ターミナルの「フードエンパイア」など約30店舗で、食材の発注量を平時より10~20%増強。主要店舗の営業開始を30分前倒しするほか、物流車両の追加配車を検討している。またCJフレッシュウェイは、第1・第2ターミナルで計1,500席規模のフードコート「グルメブリッジ」(4店舗)を運営し、食材の発注数量を平時比約2.5倍に引き上げた。ロッテGRSもフードコート「プレティング」5店舗で、連休期間中の短期厨房スタッフを緊急採用した。

第2ターミナルのパリバゲットは午前4時にオープン時間を前倒し。ダンキンは仁川空港セントラル店など3店舗で24時間営業を実施し、外国人観光客に人気の伝統菓子(薬菓など)の供給を手厚くする。

一方の免税業界にとっても、この秋の黄金週間は下期の業績回復を左右する最大の分水嶺だ。内外の観光客を呼び込むための大規模なプロモーションが相次いでいる。

新世界免税店は明洞(ミョンドン)店で、Kビューティーブランド「朝鮮美女」と伝統的な遊戯であるユンノリを融合させた体験型ポップアップストアを展開。現代免税店はオン・オフライン合同の「現代デー」セールに加え、仁川空港店でのグローバルビューティブランドのポップアップ、航空会社と連携したマイル・航空券の抽選イベントを実施する。

さらにロッテ免税店はオンライン割引と出国前後の特典を繋ぐ「ワンパス(ONE PASS)」プロモを、新ホテル・免税大手のエス新羅免税店は参加型ショッピングテストやプリペイドカード特典を用意したイベント実施する。
 
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