尹大統領弾劾訴追案表決開始された中、韓国与党「国民の力」の安哲秀(アン・チョルス)議員を除く与党 107人全員が退場した。尹大統領の弾劾が事実上「否決」されたのだ。
一方、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は7日午前10時、対国民談話を通じて「大変驚いた国民の皆様に心よりお詫び申し上げる」と明らかにした。
尹大統領は「12月3日夜11時を期して非常戒厳を宣言した」とし、「約2時間後の12月4日午前1時頃、国会の戒厳解除決議により軍の撤収を指示し深夜国務会議を経て戒厳を解約した」と話した。
続けて「非常戒厳宣言は国政最終責任者である大統領として切迫感から始まった」とし、「しかしその過程で国民に不安と不便を与えた。大変申し訳なく思い、大変驚いた国民の皆様に心よりお詫び申し上げる」と強調した。
尹大統領は「戒厳宣言と関連して法的、政治的責任問題を回避しない。国民の皆様、再び戒厳が発動されるという話があるが、明確に申し上げる」として「第2の戒厳のようなことは決してないだろう」と付け加えた。
さらに「国民の皆さん、私の任期を含め今後の政局安定方案は我が党に一任する」として「今後の国政運営は我が党と政府が共に責任を負ってやっていく。国民の皆様にご心配をおかけしたことを改めて深くお詫びする」と述べた。
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