LS電線とLSエレクトリックがフランス・パリで開かれる世界最大の電力展示会に参加し、データセンター(IDC)ソリューションなど新事業を披露する。
LS電線はLSエレクトリックと25日(現地時間)から30日まで「2024 CIGRE(国際大電力網技術会議)」展示に参加すると明らかにした。
CIGREは、電力分野の最新技術と研究成果を共有するために1921年に発足した国際機関で、隔年で学術大会および展示会を開催する。 今年の行事には120ヵ国から290余りの企業と機関が参加し、電力産業の未来について議論する。
今回の展示で、LS電線とLSエレクトリックは超電導ケーブルシステムと超電導電流制限器で構成されたIDC用超電導ソリューションを披露する予定だ。 IDCは人工知能(AI)産業の発展で需要が急増しているが、変電所新設が住民の受容性と事業費負担で、困難に陥っている。 超電導ソリューションは変電所がなくても22.9㎸の低い電圧で154㎸級の大容量電力を送電できる革新的な技術だ。
また、LS電線は超高圧直流送電(HVDC)海底ケーブルを、LSエレクトリックは変電所用のエコ開閉装置など、電力網関連の最新技術と製品を展示する。
会社側は“LS電線のHVDC海底ケーブルとLSエレクトリックの変電設備は全世界トップ水準で、需要が急増し供給が不足している状況だ”とし、“両社が緊密な協力を通じてグローバル電力市場を先導し、国家の地位をより一層高めていくだろう”と述べた。
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