SKガス・SK D&D、米Apexと合弁法人…米国ESS市場攻略

[写真=SKガス]
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SKガスとSK D&Dが米国エネルギー企業と提携し、急成長する米国エネルギー貯蔵装置(ESS)市場攻略を本格化する。

両社は米国の新再生エネルギーメーカーのApex Clean Energy(以下、Apex)と合弁法人「SAグリッドソリューションズ」を設立し、ESS事業への投資契約を締結したと17日、明らかにした。

Apexは累積発電容量8.6ギガワット(GW)、計40ヵ所規模の新再生エネルギー発電所を竣工し、ESS事業の拡張にも積極的に参入したエネルギー企業だ。

合弁法人のSAグリッドソリューションズの設立主体はSKガス・SK D&Dが昨年12月に設立した米国現地法人のグリッドフレックスとApexだ。 投資金額はSKガス697億ウォン、SK D&D174億ウォンなど計871億ウォンであり、持分率はグリッドフレックスが60%、Apexが40%だ。

SKガスとSK D&Dは国内ガス・発電事業に限られていた事業領域を海外再生エネルギーに広げ、追加成長動力を確保する計画だ。 SKガスは今年、商業運転予定の液化天然ガス(LNG)・液化石油ガス(LPG)兼用発電所蔚山GPSとコリアエネルギーターミナル(KET)のLNGターミナルに続き、米国ESSまでポートフォリオを追加した。

両社は初のプロジェクト投資地域である米テキサスで200メガワット(MW)規模のESS設備を今年9月から順次商業稼動することを目標に工事を進めている。

テキサスの電力消費量は韓国全体の80%水準で、最近、米国インフレ削減法(IRA)上の補助金制度によって新再生エネルギーの普及が全体発電量の30%を超えるなどESS需要が急増している。

両社は今後、他の地域にも進出し、ESS容量を拡大し、米国内の再生可能エネルギー事業の機会を発掘する予定だ。
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