韓国貿易保険公社 、日本の輸出信用機関と業務協約…韓日輸出・投資活性化へ

[写真=韓国貿易保険公社]


韓国貿易保険公社(K-SURE)は30日、東京で日本の公的輸出信用機関(NEXI)と両国企業の輸出拡大に向けた業務協約を締結したと発表した。

今回の業務協約は今年3月に開催された韓日首脳会談を契機に両国輸出信用機関(ECA)間の協力体系を強化するために用意された。

両機関は協約を通じて両国企業が参加する海外プロジェクトに対する金融支援協力を強化し、両国間の輸出・投資活性化のために相互努力することで合意した。

協約の主な内容は △半導体・バッテリー・EV(電気自動車)などグリーン·新産業プロジェクトの発掘と支援に共同で協力 △プロジェクト情報・支援プログラムの共有および制度(商品)開発協力 △知識交流のための協力・諮問会議定期的な開催などだ。

貿易保険公社は、両国の公的輸出金融機関が金融協力体系を強化しネットワークを拡大した今回の協約で、韓国企業が戦略·新産業分野で事業機会を広げ輸出を拡大するのに役立つと展望した。特に半導体など素材(材料)・部品・装備分野で安定的な供給網を確保して国内(韓国)主力産業生態系を強化し、韓国企業の海外進出と産業競争力向上に力を与えると予想した。

また、今後企業の投資・輸出・輸入に必要な金融需要を段階別統合支援する「バリューチェーン支援共同プラットフォーム」を構築し、大型プロジェクト支援中心の金融支援をスタートアップおよび中小・中堅企業まで拡大できるとみられる。

バリューチェーン支援共同プラットフォームは両国が推進する事業に参加する企業を対象に両機関が共同保証・再保険形態の金融支援を通じて支援効果極大化とリスク分散(Risk-sharing)効果達成のために用意された。

貿易保険公社のイ・インホ社長は「先進金融技法と多様なプロジェクト支援ノウハウを保有しているNEXIと強固な協力基盤を固めることになった」として「今回の協約を契機に萎縮した国内景気と韓国企業の輸出により多くの活力を吹き込むことができるよう最善を尽くす」と明らかにした。
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