Kラーメンが世界中を虜にした。第1四半期のインスタントラーメン輸出額が2億ドルを超え、同四半期最大の売上記録を立てた。
9日、韓国農水産食品流通公社(aT)によると、1~3月の韓国のインスタントラーメン輸出額は2億800万ドルで前年同期比14.3%増加した。
インスタントラーメンの輸出額は2015年以降、毎四半期最大の業績を更新している。2015年5077万ドルに過ぎなかった第1四半期のラーメン輸出額は、8年ぶりに4倍以上増えた。第1四半期の輸出額が2億ドルを超えたのも今回が初めて。
海外市場でKラーメンが注目される理由は、Kコンテンツの拡散と韓国のラーメンメーカーの積極的な海外攻略が大きな役割を果たした。
農心(ノンシム)チャパゲティとノグリ(タヌキ)を一緒に作るレシピである「チャパグリ」は映画「パラサイト半地下の家族」に登場し、正式製品として発売されたりもした。
オットゥギ ジンラーメンは、BTS(防弾少年団)メンバーのJIN(ジン)をモデルに起用し、グローバル市場で注目を集めた。三養(サムヤン)食品プルダックポックンミョン(ブルダック炒め麺)はバラエティー番組とセレブを通じて海外に知られ、輸出が内需を超えている。
農心は辛ラーメンとチャパゲティ、ノグリなど定番製品の善戦にチャパグリを加え、世界5位のラーメン企業に成長した。
一方、昨年の韓国のインスタントラーメン輸出額は前年比13.5%増の7億6543万ドル(約9453億ウォン)を達成した。年平均輸出額が10%台であることを勘案すれば、今年は8億ドル半ばまで輸出額が増加する見通しだ。
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