「車輪の中にモーターが」現代モービス、「インホイールシステム」開発

[「車輪の中にモーターが」現代モービス、「インホイールシステム」開発]


 
現代モービスが車輪のホイールに電気モーターを入れる「インホイールシステム」を開発したと19日、明らかにした。
 
インホイールシステムは、各車輪に駆動モーターを付けて動力性能を極大化することはもちろん、ゼロターン(その場で旋回)やカニのように横に移動するクラブ走行の動きも可能にしてくれる。 現代モービスはインホイールシステムの駆動モーターと制御器技術の両方を独自開発した。 現在、アイオニック5を基盤に開発車両を構成し、現代自と量産するための信頼性検証作業を進めている。
 
インホイールシステムの長所としては、動力効率や電費向上、航続距離の増大、走行性能の改善、特殊モーションの具現などがある。 車両にインホイールシステムを適用すれば、駆動力を車輪に伝達する別途の駆動力伝達部品が必要ない。 これにより、駆動効率を極大化することができ、電費向上効果も期待できる。
 
既存の駆動システムが車輪の中に入るため、余裕空間ができ、該当空間に大きなバッテリーや追加バッテリーを装着すれば、走行距離も伸びる。 インホイールシステムのモーターは4輪をそれぞれ制御し、動力を効率的に配分する。 実際、現代モービスが開発した4輪インホイールシステムは、前後左右に効率的なトルク分配を通じ、約20%以上の電費改善効果を見せているという。 現代モービスはインホイールシステムを中心に、電子式ステアリング、制動、懸架技術が融合した統合ソリューションである「eコーナーシステム」を今後5年内に開発するという目標だ。
 
現代モービスのオ·フンソプ電動化BU長専務は“インホイールシステムの実際の量産が可能になるよう、今年末までに耐久信頼性開発を完了する計画”とし、“未来モビリティに対応できるよう、技術完成度を高めていく”と述べた。
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