​ポスコインターナショナル、創業後初の営業利益1兆突破…商社·エネルギーけん引

[​ポスコインターナショナル、創業後初の営業利益1兆突破…商社·エネルギーけん引]


 
ポスコエネルギーとの合併を完了し、新たに発足したポスコインターナショナルが史上初めて合算基準営業利益1兆ウォンの突破に成功した。
 
ポスコインターナショナルは27日、企業説明会を通じ、昨年の年間売上41兆7000億ウォンと営業利益1兆1740億ウォンを達成したと発表した。 これは2021年対比それぞれ16.1%と48.8%増えた水準だ。
 
全般的に商社部門が売上を伸ばし、エネルギー部門が収益性を牽引した。 事業部門別の実績を見ると、エネルギー部門では売上約5兆3000億ウォンと営業利益6400億ウォンを記録し、全社利益の半分以上を創出した。
 
特に、海外ガス田を安定的に運営し、資源開発事業だけで約3700億ウォンの営業利益を上げた。 ターミナルや発電事業でもLNG(液化天然ガス)価格や電力卸売価格の上昇に支えられ、約2700億ウォンの利益を記録した。
 
商社部門では売上約36兆4000億ウォンと営業利益5300億ウォンを記録し、会社売上の相当部分を担当した。 ポスコ材の鉄鋼販売量が初めて1000万トンを突破し、海外貿易子会社の実績好調により、トレーディング事業で営業利益3000億ウォンを創出した。
 
また、パーム油の販売価格の上昇と販売量の増加、有煙炭価格の上昇、駆動モーターコアの販売物量の拡大などで、商社部門の投資子会社で営業利益2300億ウォンを記録し、トレーディングと投資事業の安定的な利益ポートフォリオを構築した。
 
ポスコインターナショナルは今年、エネルギーと商社の両部門にわたる果敢な投資を通じ、バランスの取れた成長体系を構築し、韓国1位の総合商社というタイトルにエネルギー専門企業という新しい翼を加え、グローバル競争力を備えた「総合事業会社」に生まれ変わる方針だ。
 
まず、エネルギー部門では2025年までの3年間、3兆8000億ウォンに達する投資を執行し、探査から生産、貯蔵、発電に至るまでLNG全バリューチェーンを統合し、エネルギー専門企業としての地位を一層強化させていく計画だ。
 
エネルギー資源を開発·生産するアップストリーム(Upstream)領域では、オーストラリアのセネクスエネルギーの設備増設により生産量を拡大し、マレーシアとインドネシアで鉱区探査作業を推進する。
 
エネルギーの輸送と消費者供給を意味するミッドストリーム(Midstream)とダウンストリーム(Downstream)領域では光陽LNGターミナルを拡張し、LNGバンカーリング、LNG貯蔵および販売のようなターミナル連携事業の開発にも拍車をかけることにした。
 
このほか、安定的なエネルギー事業の基盤を基に、グリーン水素の生産、水素混素発電及び再生可能エネルギーの開発など、エコエネルギー事業も漸進的に推進していく予定だ。
 
商社部門は、グローバル事業専門家組織への競争力強化のため、食糧や駆動モーターコアなど、新成長未来事業領域への投資を続けることにした。
 
鉄鋼事業は未来成長産業の新需要を積極的に開発し、鉄鋼と二次電池素材のサプライチェーンを安定的に構築する役割を強化していくことにした。 浦項製鉄所が完全復旧したことで、今年の鉄鋼トレーディングは昨年比小幅上昇した1385万トンの販売量が予想される。
 
食糧事業はインドネシアで追加パーム農場を確保してパーム油生産量を増やし、2億ドルを投資して2025年までに生産規模50万トンのパーム油精製工場を設立するなど、高付加価値市場の開発に積極的に乗り出す計画だ。
 
また、エコカーの中核部品である駆動モーターコア事業は、国内200万台の生産体制を基盤に、中国、北米、欧州などの海外生産基地を拡大し、2030年までにグローバル700万台以上の供給体制を構築することにした。
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