[写真=聯合ニュース（仁川国際空港で中国から到着した入国者のコロナ検査が行われている）]
中国が韓国と日本に対するビザ発行を停止したのに続き、トランジットビザ（通過査証） 措置も停止することにした。
11日、中国国家移民管理局はホームページを通じて「少数の国が中国を狙って差別的入国制限措置に乗り出したことを受け、これに対応するためにこの日から韓国人と日本人に対する到着ビザ発行を停止し、72時間および144時間経由ビザ免除制度も暫定停止する」と明らかにした。
本来、旅行客が第3国に向かう旅程で中国を経由する場合にはビザなし入国が可能だ。また、72時間および144時間のビザ免除制度があるが、144時間のビザ免除は中国を経由して第3国に向かう旅程で144時間のビザ免除が適用される地域を経由する場合、この地域以外に中国内の他の場所を経由せず該当地域の滞在期間が144時間以内ならビザなしで入国できる。
これに先立って中国当局は前日（10日）、韓国と日本に対するビザ発行を停止した。韓国には短期ビザの発行を、日本には一般ビザの発行を一時停止したのだ。ビザ発行停止の理由は明らかにしなかったものの、中国からの入国者に対する韓国と日本政府の防疫強化に対抗する報復措置と解釈される。
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