コレイル、ストに備えた非常輸送体制に突入・・・稼働率67~75%の見込み

[写真=聯合ニュース]


韓国鉄道公社(KORAIL・コレイル)は1日、全国鉄道労働組合が2日午前9時からストライキを予告したことを受け、非常輸送体制に突入すると明らかにした。

まず、この日から非常輸送対策本部を24時間運営し、列車運行調整や安全対策樹立などストライキに備えた総合輸送対策を用意した。

利用客が多い出勤・退勤時間は電車とKTXに内部職員と軍など動員可能な代替人材を集中投入し列車運行回数を最大限確保する予定だ。

東海線を含めた電車は平時比75.1%で運営する。出退勤時間帯には列車と人員を集中投入し出勤時間帯に89.6%、退勤時間帯には82.8%の稼動率を維持する。

スト時の運用人員は必須維持人員9909人、代替人員4610人の計1万4519人で、平時(2万3995人)の60.5%水準だ。

代替人員は列車運行経験と非常状況対処能力を備えた有資格者として鉄道安全法および産業安全保健法にともなう法定教育と十分な実務修習教育を終えたスタッフが投入される。

コレイルはホームページやモバイルアプリ「KORAILトーク」等を通じてストライキ時の列車利用に関する事項をリアルタイム案内する予定だ。

ストライキ予告期間の乗車券払い戻し(取り消し)や変更に対する手数料は免除し、列車運行が中止された場合、全額払い戻し措置される。予約を取り消さない乗車券も1年以内に違約金なしで全額払い戻しすることにした。

さらに、主要乗換駅には秩序守りを集中配置し、駅職員や社会服務要員などと共に乗り場と乗換階段などの秩序維持を強化する。警察庁と鉄道特別司法警察隊などとも協力体系を構築し、異例事項発生時に対応する。

コレイルの関係者は「運行中止が予定された列車を前売りした顧客は必ず運行状況を確認し他の列車に変更してほしい」とし「人が多く集まる出退勤時間帯や忙しい方は他の交通手段を利用してほしい」と呼びかけた。


 
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