ソウルの住宅価格、4ヵ月ぶりに再び下落へ・・・マンションも39ヵ月ぶりに「最大の下げ幅」

[写真=亜洲経済]


ソウルの住宅価格が4ヵ月ぶりに再び下落に転じた。また、ソウルのアパート(マンション)価格は今年2月以降6ヵ月連続で下落している中、2019年4月(-0.40%)以降3年3ヵ月ぶりの最大幅下落となった。

韓国不動産院は16日、7月のソウル住宅総合(マンション・一戸建て・集合住宅)の売買価格は前月比0.09%下落したと明らかにした。

ソウルの住宅価格は今年3月0.01%下落した後、大統領選挙を契機に規制緩和の期待感が高まり、上昇または横ばいを示した。しかし、金利引き上げと景気低迷の影響などで再び下落転換したとみられる。

ソウル自治区別では、大統領室移転と国際業務地区開発の好材料がある龍山区が0.05%上昇し、上昇の勢いを守った。しかし、蘆原区(ノウォング・-0.45%)は上渓(サンゲ)・中渓洞(チュンゲドン)の老朽アパートを中心に、道峰区(ドボング・-0.32%)は道峰・放鶴洞(パンハクドン)を中心に下落傾向を示した。


江南圏では瑞草区(ソチョグ)が0.09%上昇したが、江南区(カンナムグ)は0.02%下落した。

このうち先月、ソウルのマンション価格は6月対比0.22%下落して直前の月(-0.08%)より下げ幅が大きく拡大した。

全国の住宅価格は先月0.08%下落し、前月(-0.01%)より下げ幅が大きくなるなど、全般的に弱含みが続いている。

京畿道(キョンギド)の住宅価格は先月0.16%下落し、前月(-0.05%)より下落幅が大きく拡大した。仁川(インチョン)も6月の-0.14%から先月には-0.26%へと下げ幅が2倍に近かった。

韓国不動産院の関係者は、「京畿道は昨年価格上昇幅が大きかった首都圏南部地域中心に下落幅が大きくなり、仁川は入居物量拡大にともなう売り物増加で下げ幅が拡大した」と説明した。

伝貰(チョンセ)市場も先月、全国の住宅伝貰価格は前月(-0.02%)対比0.08%下落し。

最近、伝貰市場は再契約需要は増えて新規契約需要は減少し、物件が増えて価格も下落傾向だ。ソウルの住宅伝貰保証金は0.07%下落し、前月(-0.02%)より下げ幅が拡大した。京畿道の住宅伝貰保証金は6月の横ばいから7月には-0.21%を記録し、下落に転じた。

伝貰とは異なり家賃価格は上昇傾向が続いた。最近の金利引き上げで伝貰資金貸出利子より伝貰月貰転換率が安い現象が起き、家賃需要が増加したためだ。

ソウルの住宅家賃価格は6月の0.06%上昇から7月には0.07%に拡大し、マンションは0.24%から0.25%に上昇幅が大きくなった。

全国の住宅家賃は6月と同様、先月0.16%上昇した。また全国のマンション月貰(ウォルセ・家賃)は0.22%上昇し、前月(0.21%)より小幅に拡大した。
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