12月の外貨預金、973億ドル・・・海外企業の買収資金投入に↓

[写真=Gettyimagesbank]


先月末、外国換銀行の居住者外貨預金残高規模が5ヵ月ぶりに下落傾向を示した。企業の海外企業買収など資本取引関連資金の引き出しなどの影響で外貨預金が引き出されたことによるものだ。ただ、同期間、個人の外貨預金は増えた。

20日、韓国銀行が発表した12月末の外換銀行の居住者外貨預金は972億7000万ドルであり、前月(1030億2000万ドル)対比57億5000万ドル減少したと集計された。今年7月以降、引き続き上昇傾向が続き、11月の場合、12年の統計編制以後、最大規模を記録した後、下落傾向を示したのだ。

居住者外貨預金は、内国人と国内企業、国内に6ヵ月以上居住した外国人、韓国の国内に進出した外国企業などが国内に保有している外貨預金を意味する。居住者外貨預金にはドルだけでなく、日本円、ユーロ、人民元などがすべて含まれる。

通貨別では、ドル建て預金が前月末より58億4000万ドル減少した829億6000万ドルを記録した。ドルをはじめ外貨預金の激減は企業が主導した。企業の資本取引資金の預金などで法人外貨預金が増えた直前の月とは違って、12月に入っては海外企業の買収関連代金など、資本取引関連資金の引き出しなどで法人が保有しているドル預金(660億ドル)が前月比61億ドル近く激減した。ただ、同期間、個人のドル預金(169億5000万ドル)は2億1000万ドルが増加した。

人民元預金(18億7000万ドル)も一部企業の資本取引関連の引き出し資金などで2億4000万ドル減少した。ただ、ユーロ預金は前月より1億3000万ドル増えた52億ドルを記録した。

主体別には、企業預金規模が785億ドルとなり、前月比60億2000万ドル減少した。一方、個人預金は187億7000万ドルで2億7000万ドル増えた。銀行別では、国内銀行(879億7000万ドル)や外銀支店(93億ドル)の保有外貨預金が、それぞれ18億ドルと39億5000万ドル減少した。
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