権益委「韓国企業経営の清廉度、194ヵ国中21位」

[写真=国民権益委員会]


韓国で企業経営者が許可や認可などを理由に賄賂を要求する可能性が5年連続で低くなった。

国民権益委員会は26日、国際賄賂監視非政府組織のトレースインターナショナルが最近発表した「2021賄賂リスクマトリックス評価」で、韓国は過去最高の21位を記録したと明らかにした。計194ヵ国を対象に行った調査で、100点満点に21点(低いほど賄賂リスクが少ない)を受けた。

賄賂リスクマトリックスは「企業家が世界複数の国で企業を経営する過程で当該国の公職者から許・認可など様々な理由で賄賂を要求される可能性」を評価する指標だ。米ランド研究所と企業リスク管理ソリューション会社のトレースが共同開発した。これは専門家や企業家の主観的認識に基づいた既存の国別腐敗認識指数(CPI)と対比され、注目されていると権益委は説明した。

韓国の順位は2017年に33位、2018年に25位、2019年に23位、2020年に22位に続き今年21位となり、5年連続で上昇した。特に賄賂のリスクが「少ない国」に分類された。全体として △非常に少ない18か国 △少ない35か国 △普通81か国 △高い49か国 △非常に高い11か国などだった。

チョン・ヒョンヒ権益委員長は「韓国清廉度水準に対する国際社会評価はここ数年間CPIなど他の国際指標でも着実に向上している」とし「こうした進展はこれまで政府が持続して推進してきた反腐敗改革の成果が反映されたもの」と述べた。

また「政府の反腐敗政策の努力と成果を国際社会に積極的に広報・拡散し、大韓民国が清廉国家としての地位を築くことに努力する」とし「さらには韓国の反腐敗経験と専門性を活用し、評価主管機構である国際透明性機構とCPIなど国際腐敗評価の限界と補完点を論議・改善し、国際的反腐敗政策の流れを積極的に主導する」と付け加えた。
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