結婚適齢期の30代、5人に2人は「未婚」・・・5年間で急増

[写真=Gettyimagesbank]


昨年、韓国の未婚人口が5年前より大きく増加した。特に、結婚適齢期である30代の未婚人口の増加幅が最も大きかった。

統計庁が27日発表した「2020人口住宅総調査標本集計結果の人口・世帯基本項目」によると、昨年未婚人口(15歳以上)は1368万8000人で5年前(1337万6000人)より増えた。年齢集団別の未婚人口数では、15~19歳を除く全年齢で増加した。15~19歳は74万6000人減少したが、20~29歳は29万1000人、40~49歳は27万8000人、50~59歳は23万人、30~39歳は13万3000人増加した。

特に昨年、30代(662万7000人)のうち未婚の人は42.5%の281万5000人に達した。5年前より6.2%ポイント増えたのだ。30代の未婚人口の割合は、1990年の調査当時は6.8%だったが、2000年(13.4%)、2005年(21.6%)、2010年(29.2%)、2015年(36.3%)など、徐々に増加している。

30代男性の未婚人口の割合は50.8%だった。関連統計を取り始めて以来、初めて50%を超えたのだ。2015年(44.2%)比2020年(50.8%)の割合も6.5%ポイント増加し、同期間の30代女性の未婚率の上昇幅(28.1%→33.6%)より大きかった。

統計庁のチョン・ナムス人口総調査課長は結婚適齢期世代の未婚割合が多く増えたことに関連し「コロナ禍の影響が直接的に多かったというよりは、既存の未婚傾向がもっと強化されている」と説明した。さらに「コロナ禍の影響がどれくらいかを測定するのは難しいため、主な原因であるとはいえない」と付け加えた。

また、教育水準が高い女性ほど未婚率が上昇する傾向を見せた。30代以上の女性の未婚人口の割合は、2015年の9.4%から2020年には10.4%へと1.0%ポイント上昇した。

教育の程度別には、大学院卒業者の未婚人口の割合が22.1%で最も高かった。続いて4年制以上の大学卒業(20.0%)、2・3年制大学卒業(16.5%)、高等学校卒業(7.4%)、中学校卒業(3.0%)、小学校卒業(1.6%)、受けていない(未就学含む)(1.3%)の順だった。

男性の場合、2・3年制卒業者の未婚人口の割合が27.3%で最も高かった。4年制以上の大学卒業者と大学院卒業者はそれぞれ23.1%、11.8%で、これより少なかった。続いて高校卒業(19.0%)、中学校卒業(10.9%)、小学校卒業(4.9%)、受けていない(未就学含む)(3.4%)の順だった。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기