コロナ禍でKフード輸出「過去最高」・・・昨年の輸出額、43億ドルの快挙

[写真=聯合ニュース]


昨年、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)の経済的な打撃にもかかわらず、韓国食品の輸出額は43億ドルを記録し、史上最高額となった。簡便食品をはじめ、Kフードブームに乗って多様な伝統食品までともに成長したおかげだ。

関税庁は27日、韓国食品の昨年の輸出額は計43億ドルを記録し、前年同期比14.6%伸びた。特にコロナ影響で食品市場の否定的な影響が憂慮されたが、自宅隔離など環境の変化で簡便食品の需要は大きく増えた。韓国食品が免疫強化や健康によいという認識も、輸出額の増加を牽引した。

関税庁は大きく3つの要因が今回の韓国食品輸出増加に影響を及ぼしたと分析した。

まず、移動制限および自宅隔離の状況が生じ、保管や調理が容易な家庭簡便食の需要が増加した。韓国食品の中で代表的な輸出品目であるインスタントラーメンは、昨年の輸出額が前年対比29.2%も増加し、6億ドルを突破した。これは歴代最高額だ。また、レトルト餃子やインスタントご飯など、さまざまな商品の需要も大幅に伸びた。

これに加え、ソーシャルメディアなどを通じたオンライン文化コンテンツの消費が拡大し、人気の韓国文化コンテンツとの融合で韓国食品の需要を増やした。昨年、過去最高の輸出実績を記録したインスタントラーメンは簡単に調理ができ、映画にも登場して世界の注目を浴びた。

トッポッキはK-POPグループを通じて紹介され、昨年の輸出は前年比56.7%増、今年1~4月の輸出も前年同期比50.5%増加した。

さらに、韓国の代表的な伝統発酵食品であるキムチは、免疫力を高めるということが世界的に注目され、昨年の輸出は前年比37.6%増の1億4500万ドルを記録し、史上最高額を更新した。

関税庁の関係者は「昨年は感染病拡散などの影響で輸出国数はやや減少したが、輸出額はアジアをはじめ北米、欧州など多様な地域で前年比増え、韓国の味が世界から愛されている」と述べた。

 
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