[写真=AFP・聯合ニュース]
プルームバーグ（Bloomberg）は23日（現地時間）、「民主党が長年批判してきた提供者不詳の献金『ダークマネー』という形で、バイデン陣営は1億4500万ドルの支援を受けた」とし、「同陣営は現職大統領への挑戦者としては過去最高となる15億ドルを集めた」と報じた。
同紙の記事（原題）「『Dark Money』Helped Pave Joe Biden’s Path to the White House」によると、バイデン陣営が提供を受けたダークマネーの額は、トランプ陣営の2840万トルを大きく上回り、2012年大統領選挙の共和党候補であるミット・ロムニー氏陣営の1億1300万ドルを抜き、これまでで最高となった。
プルームバーグは、「バイデン米大統領が外部の支持団体に対する匿名の提供者からの記録的な献金の恩恵を受けた」として「バイデン氏をホワイトハウスに送る手助けを誰が行ったか、十分な説明を国民が決して得られないことをそれは意味する」と主張した。
一方、出処の不明な政治資金ことであるダークマネーは、少数の資産家たちが政策決定と立法過程に深く介入するために、これを利用するという批判を受けてきた。民主党も支持者の精査を受けないままひそかに候補者を支援できるのは不健全だとして、これまで禁止したい意向を示してきた。しかし、トランプ大統領の打倒を目指す今回の大統領選では、それが黙認された。
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