SKテレコム・ドイツテレコム、5G技術合作会社の設立…"インビルディングソリューションの攻略"

[SKテレコム・ドイツテレコム、5G技術合作会社の設立…"インビルディングソリューションの攻略"]



漢江(ハンガン)とライン川の奇跡を再現する韓国-ドイツの4次産業革命の前哨基地が設立される。

8日、SKテレコムによると、朴正浩(パク・ジョンホ)SKテレコム社長とTimotheus Höttgesドイツテレコム会長は今年6日午後、映像会議を通じて'、「5G技術合作会社(JV)」の設立に向けた最終契約を締結した。 合弁会社は関係機関の承認を経て、年内に設立する。

契約締結後、朴社長は"パンデミック状況の中で、両社の国境を越える5G超協力が行われ、より大きな意味を持つ"、"ポストコロナ時代に両社がアジア-欧州をつなぐ架け橋の役割をし、人類に新しい価値を与える技術、サービスを一緒に悩む"と述べた。

SKテレコムとドイツテレコムの合弁会社は両社が50対50の持分を分けて持って、本社をドイツに置く。 それぞれが指名した共同代表2人と両社の事業、技術専門家で構成された株主代表4人が経営陣に参加する。 両社はJVを通じて、5Gインビルディングソリューションなどの先導技術を共同開発し、欧州を皮切りに、全世界の情報通信技術企業に技術を伝播する。 中長期的にはアプリマーケット、増強・仮想現実(AR・VR)、モバイルエッジコンピューティング(MEC)などの協力も推進する。

ドイツテレコムは全世界13カ国に2億4000万人の加入者を保有した世界的な移動通信会社だ。 4月、ドイツテレコムの米国の子会社「Tモバイル」が米国内の4位の移動通信会社であるスプリントを買収・合併し、事業規模がさらに大きくなった。

SKテレコムとドイツテレコムは韓国で開発された「5G・LTE RF中継機」を今年上半期、欧州環境に最適化させた後、ドイツの主要8都市でテストサービスを実施した。 テストサービスの結果をもとに、アップグレードされた5G・LTE RF中継器は来年上半期に商用化する予定だ。

合弁会社のターゲットである全世界のインビルディングソリューション市場規模は2023年103億3000万ドル(約11兆6200億ウォン)で、毎年約10%成長が予想される。 まだ、5G中継機市場の絶対強者がないだけに、両社が設立した合弁会社が活躍できる事業分野でもある。

両社は速いスピードの技術開発で市場を先取りするため、新型コロナの状況でも韓国・ドイツで技術検証や顧客テストサービスを成功的に遂行した。 この過程で、非対面ソリューションと遠隔支援体系を構築し、新型コロナパンデミック(世界的大流行)の中でグローバル協力方式を提示したりもした。

SKテレコムは数年間準備した技術資産の約100件を合弁会社に提供し、これによるロイヤルティを売上に比例してもらうようになる。 成果による配当も期待される。 合弁会社はSKテレコムと韓国5Gのグローバル進出の前哨基地として活躍する見通しであり、国内の中小装備会社とともに、欧州などに同伴進出し、5G技術を伝える効果も期待できる。
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