李在鎔 "経営権の不法承継作業なかった"...初の裁判で無罪主張

[李在鎔 "経営権の不法承継作業なかった"...初の裁判で無罪主張]



「経営権の不法承継」容疑を受けている李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(52)側が22日、初の裁判で"通常的な経営活動"だったとし、無罪を主張した。

ソウル中央地方裁判所・刑事合意25-2部の審理で同日午後行われた初の公判準備期日で、李副会長の弁護人は"第一毛織とサムスン物産の合併、サムスンバイオロジックスの会計処理が犯罪だという検察の見方に同意できない"と主張した。

さらに、"検察側の公訴事実も認められない"と明らかにした。 サムスン物産の合併過程などは正常かつ通常的な経営活動だという趣旨だ。

一緒に裁判に持ち込まれた前・現職のサムスンの役職員の弁護人も"正常な経営活動のための合併"だったとし、同じ主張を繰り広げた。

検察はサムスングループの未来戦略室が李副会長の安定的な経営権引継ぎのため、2015年、サムスン物産と第一毛織の合併を計画・実行し、李副会長が推進段階ごとに関与したと見ている。

裁判の日程をめぐっても双方は鋭く対立した。 李副会長側の弁護人は"証拠記録だけで368巻、約19万ページに達し、記録の検討などのため、次の裁判まで最小3ヵ月は必要だ"と明らかにした。

一方、検察は"捜査記録が膨大なのは事実だが、弁護人たちが長い期間被告人側を弁護し、記録の確認が多くできている"とし、裁判部に迅速な裁判を要請した。

裁判部は双方の意見を検討した後、来年1月14日午前10時に2回目の公判準備期日を開くことにした。 以降、正式な公判を開いて、事件を本格的に審理する予定だ。

李副会長らは資本市場法と金融投資業に関する法律違反(不正取引・相場操縦)・業務上背任・外部監査法違反などの容疑で起訴された。

この日は被告人の出席義務がない公判準備期日であり、李副会長などは法廷に出席しなかった。
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