文在寅(ムン・ジェイン)大統領が24日、日本の菅義偉首相の就任後初めて電話会談を行った。
ブルームバーグによると、電話会談で文大統領は菅氏に首相就任への祝意を示し、菅氏は新型コロナウイルスなどの課題に共に取り組むことを提案した。
また、菅首相は日本企業の資産を現金化する動きが進む元徴用工訴訟などで韓日関係は「厳しい状況にある」と述べ、「このまま放置してはならない」と伝えた。
今回の電話会談は韓国側の要請によるもので、会談で両首脳は韓日・韓日米の連携の重要性を確認し、菅首相が拉致問題への協力を求めたのに対し、文大統領は日本の立場を支持する考えを示したという。
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