​"現実に安住しないで"李在鎔副会長、サムスン電機・釜山事業場の現場点検へ

[​"現実に安住しないで"李在鎔副会長、サムスン電機・釜山事業場の現場点検へ]



"現実に安住しないで。"

16日、サムスン電機の釜山事業場を訪問した李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が役職員にこのように注文した。 李副会長は"変化の速度が早まっている。 現実に安住したり、変化を恐れてはならない"、"先頭に立って、革新を導いて行こう。 不確実性に萎縮されず、絶えず挑戦しよう"と職員たちを激励した。

サムスン電機はサムスングループの未来成長動力である5G(5世代通信)と電装(電子装備)用のMLCC(積層セラミックコンデンサ)事業を担当する。 グローバル市場で5Gと未来車分野の変化が加速化しているだけに、李副会長がサムスン電機に訪問し、現状を点検したのだ。

同日の現場訪問はサムスン電機のギョン・ギェヒョン社長、キム・ドゥヨンコンポーネント事業部長、カン・ボンヨン経営支援室長などが同行した。

李副会長は同日、車両用電装部品の需要増加によって、未来核心事業に浮上した電装用MLCC事業を点検したという。

MLCCは電子製品に電流が一定して安定的に流れるように制御する大きさが粟くらいの部品だ。 車両用MLCCは従来の1000つが入ったスマートフォンの10倍(3000~1万5000つ)数量が入り、製品の単価も3倍以上高い。 収益性が良くて、「電子産業のコメ」と呼ばれる。

伝送用MLCCは高温(150度)と低温(氷点下55度)などの環境でも耐えなければならず、運転者の安全と直結するだけに、認証条件も厳しい。

李副会長は5月、鄭義宣(チョン・イソン)現代自首席副会長に会って、バッテリー技術などについて意見を交わすなどサムスングループの未来成長動力の一軸である未来車関連事業を連日点検している。

同日の訪問でも電気自動車に搭載するサムスン電機の素材と製品技術力の把握に乗り出したものとみられる。 李副会長は21日、鄭首席副会長と2回目の会合を計画するだけに、伝送事業に大きな関心を示している。

サムスン電機はグローバル電装用MLCC部門で村田とTDK、京セラなどに続き、グローバル4位の水準だ。 釜山と今年下半期から稼動する天津事業所を中心に、伝送用MLCCの供給を増やし、2022年まで同分野の2位に躍進するという覚悟だ。 天津事業所は2018年、5700億ウォンを投入して増設したところだ。

サムスン電機はグローバル1位を目標に、技術力向上に前進している。 12日にはパワートレイン用MLCC 3種とABS(アンチロックブレーキシステム)用MLCC 2種など新製品を開発したと明らかにしたこともある。

業界関係者は"テスラを中心に、グローバル電気車市場が加速化している"、"電装用MLCC市場が大きくなっているだけに、技術の現状と新規投資などの件を李副会長が点検しただろう"と述べた。
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