コスピ、外人・機関の買いに1980台に安着

[写真=亜洲経済DB]


コスピ指数が1兆ウォンを超える個人の売り越しにもかかわらず、外国人と機関の買いに支えられ、1980台に安着した。新型コロナワクチン開発への期待心理が買収への心理を刺激した。

19日、コスピ指数は前営業日比43.5ポイント(2.25%)上がった1980.61で取引を終えた。

個人が1兆1861億ウォンを売り越した中、外国人と機関がそれぞれ3358億ウォン、8415億ウォンを買い越した。

業種別では運輸装備が6.77%上がって最も大きく上昇し、運輸倉庫(4.84%)、鉄鋼金属(3.99%)、証券(3.64%)、銀行(3.6%)、機械(3.32%)、流通業(2.73%) 、電気電子(2.7%)なども上昇した。一方、飲食料業(-2.25%)、紙・木材(-0.62%)、医薬品(-0.34%)の銘柄は下落を示した。

時価総額上位銘柄のうち、上位1、2位のサムスン電子(3.07%)とSKハイニックス(1.97%)が並んで上昇し、サムスンバイオロジクス(0.50%)、サムスン電子優先株(3.85%)、LG化学(0.85%)、サムスンSDI(1.28%)、現代自動車(7.83%)なども強含みを見せた。一方、ネイバー(-0.70%)とLG生活健康(-1.39%)は弱含みで推移した。

この日の株価上昇は、米バイオテクノロジー会社のモデルナ(Moderna)が少数の健康な人を対象とするワクチン第1相臨床試験の結果、すべての対象から抗体反応が出たと発表したのが影響を及ぼした。

キウム証券のソ・サンヨン研究員は「モデルナの臨床試験の資金は、米国立衛生研究所から調達するため、政府の積極的な支援が続く可能性が高い」とし「先週の金曜日、トランプ大統領が年末までワクチン開発を完了するという発言も期待を高めた」と述べた。

続いて「前日、パウエルFRB議長は景気回復ができるといっても1年以上かかる可能性があり、その前提条件としてワクチンが必要だと主張した」とし「このような中で発表されたモデルナの肯定的な臨床結果は、投資心理の改善に役に立った」と評価した。

この日、コスダック指数は5.51ポイント(0.80%)急騰した696.36で取引を終えた。個人と外国人がそれぞれ1652億ウォン、148億ウォンを売り越したが、機関は1508億ウォンを売り越して上昇にブレーキがかかった。

業種別には、娯楽・文化(5.52%)、非金属(3.11%)、放送サービス(2.79%)、建設(2.54%)、情報機器(2.44%)などが上がり、インターネット(-2.55%)、ソフトウェア(-1.82% )、医療・精密機器(-1.48%)などは下落した。

時価総額上位銘柄の中では、セルトリオンヘルスケアとエイチエルビーがそれぞれ0.11%、2.03%上がり、アルテオジェン(10.96%)、パールアビス(0.20%)、CJ ENM(2.86%)も上昇した。一方、シージェン(-7.92%)とヘリックスミス(-2.03%)は下落した。
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