[写真＝聯合ニュース（9日、朴元淳ソウル市長は「ソウル市は即時にクラブ、ルームサロンなどすべての遊興施設に対して集合禁止命令を発令する」と発表した）]
ソウル市が9日付けでクラブやルームサロンなど全ての遊興施設に対する集合禁止命令を発令した。発表する瞬間から該当施設は営業を中止しなければならず、違反した場合は厳しい処罰を受けることになる。
朴元淳（パク・ウォンスン）ソウル市長は９日午後、ソウル市庁で緊急会見を開き、「この瞬間からすべての遊興施設に対して集合禁止命令を強制措置をとることに決めた」とし「解除は今後、別途の命令がある時まで」と明らかにした。続けて「梨泰院のクラブの訪問者の名簿が不正確で感染者の発生が複数の日時であるという点や、感染者が他のクラブにも行っていたことなどから、運営自粛勧告より強力な措置が必要だと判断した」と説明した。
ソウル市は7日から迅速対応班を構成し、地域拡散を早期に遮断するために乗り出しているが、クラブの訪問者名簿にあった1946人のうち637人だけが通話ができ、残りの1309人は電話が繋がらなかったという。
朴市長は「市は1309人に対して警察とともに必ず検査を受けるようにする」とし「その前に自発的に検査を受けるよう、強力に勧告する」と警告した。
先立って6日、新型コロナウィルス感染症の陽性判定を受けた京畿道の感染者が今月1～2日に立ち寄った龍山区梨泰院のクラブで集団感染が発生した以降、梨泰院クラブ関連の感染者数が現在、40人に増えた。
このうち、ソウル市内の感染者は27人であり、京畿道7人、仁川5人、釜山1人と確認された。
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