コロナで気がもめる投資家たち、今度はCB爆弾が相次ぎ

  • 発行株式10%以上転換5件・・・オーバーハングのイシューに負担

[資料=亜洲経済(金融監督院提供)]


新型コロナウイルス感染病(コロナ19)で急落した韓国の株式市場が小幅回復を示しているが、一部の投資家は泣き顔だ。CB(転換社債)発のオーバーハング(大量の待機物量)びイシュー趣のせいだ。株式が大挙新規に上場される場合、既存の株主の株式が希釈される可能性があり、大規模な売りにつながると、株価の下落被害が懸念される状況だ。

15日、金融監督院の電子公示を見ると、今月公示された転換請求権の行使は30件あまりで、そのうち請求権の行使で発行済み株式の10%以上が新たに上場される公示は5件であることが分かった。

転換社債は債券の形を持つが、一定期間が経過すると発行会社の株式に転換きる選択権(転換請求権)が与えられる。満期まで債券を保有する場合、発行時に約束した利子と元本を受けることができる。株価が転換価格に比べて高く形成されていれば、債権者は株式に転換した後、株式市場で売り越して差益を得ることができる。CB請求権の行使は、発行日1年後から2年の間に可能だ。

企業別に、キューキャピタルは発行株式総数の17.26%に当たる2471万株が29日に上場される予定だ。転換価額は526ウォンだ。14日の終値は737ウォンであることを考慮すると、現在の株価が29日まで続く場合、1株当たり211ウォンの差益を得ることができる。

また、セミコンライトも発行株式(1781万4119株)の38.27%に達する682万株が27日、上場される。転換価額は880ウォンであり、最近の株価は1545ウォンだ。転換価額比現株価は175.56%高い状態だ。大規模な売り物量が一度に出てくる可能性がある。

CUメディカルは4回目CB(転換価額2147ウォン、33万7679株)と6回目(2077ウォン、240万7316株)で計274万4995株が24日に上場される。最近の株価は2850ウォンで転換価額に比べて高い。

他にも、エービープロバイオとWホールディングカンパニーもそれぞれ発行株式の11.87%、10.47%が21日と24日の間に相次いで上場される予定だ。

専門家はらCBの量は新株として発行されるだけに、既存株主の株式が希釈される効果につながり、被害が懸念されると話している。

ある証券会社のスモールキャップ研究員は「最近、株価が上昇の兆しを示しながら転換価額比株価が上昇した企業に対する転換請求権の行使が増えている」とし、「投資家らは新規投資の際、社債発行内訳などを細かくチェックしなければならない」と助言した。
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