「選挙通信網の準備完了」移動通信3社、緊急対応体制に突入(総合)

  • 移通3社、サイバー攻撃対策・追加のトラフィック容量確保などに乗り出し

[写真=聯合ニュース(9日、KTが21代総選挙に向け、選挙通信網を構築し点検を完了した)]


21代総選挙前投票が翌日に迫ったなかで、移動通信3社がサイバー攻撃に備える一方、追加のトラフィックを確保するなど、安定的なネットワーク管理に乗り出した。

9日、KTは全国事前投票所を含めて250ヵ所の開票所と選挙管理委員会の業務網など、有無線回線の構築を終えたと明らかにした。船上投票のためのFAX網と投票箱保管所の監視のためのCCTV(監視カメラ)構築も完了した。特に、大邱・慶北地域をはじめ、全国の新型コロナウイルス感染病(コロナ19)軽症患者の生活治療センター12ヵ所にも事前投票のための無線通信網を構築し、別途の車両移動基地局を追加配置した。

KTは、中央選挙管理委員会のウェブサイトを含む全体の業務網にKTのDDoS(多数のPCが同時多発的に攻撃してサービスの過負荷を引き起こすサイバー攻撃)防御サービスの「クリーンゾーンサービス」を適用した。さらにKTは、事前模擬訓練を通じてサイバー攻撃にも備えた。

SKテレコムも投票所と開票所を中心とした総選挙当日のトラフィック増加に備え、追加容量を確保した。また、SKテレコムはDDoS攻撃に備えて有害トラフィックを探知して遮断する模擬訓練を実施し、ハッキング探知パターンをアップグレードした。

SKテレコムも総選挙までの特別疎通状況室を運営し、ネットワークの品質を管理する計画だ。これと共に、SKテレコムは非常勤務スタッフを各投票所と開票所の現場に配置して通話品質もリアルタイムで点検する。

LGユープラスも事前投票が行われる10日と11日、選挙当日の15日に非常状況室を運営し、ネットワークの品質を管理する。また、LGユープラスは自社の通信網が提供される事前投票所700ヵ所にDDoS攻撃などサイバー脅威に備えられるよう、セキュリティサービスを提供する。

KT公共顧客本部のキム・ジュノ本部長は、「21代総選挙期間中に、安定的に通信サービスを支援するため、専用の通信網を構築する一方、事前点検もすべて終えた」とし、「選挙管理委員会と協力して通信サービスを完全に支援する」と述べた。
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