ソウル麻浦区(マポグ)は30日、米国から入国した20代の女性が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)感染判定を受けたと発表した。
上水洞(サンスドン)に住む同感染者は今月20日、仁川国際空港を通じて入国した当時、検疫所の検体検査で陰性が出た。
以後、今月21日から28日まで上水洞と新村駅周辺など麻浦区一帯を回ったが、移動中はマスクを着用したことが確認された。
彼女は今月27日午後7時5分ごろ、麻浦区保健所の選別診療所で検査を受け、29日午前8時30分に感染確定判定を受けた。検査を受けてから感染判定が出るまでは外部に滞在したと調査された。
検診対象者は検体採取後、直ちに帰宅しなければならないのが政府の指針だが、この確定者がどのような経緯で選別診療所を訪れたかは確認されていない。
一方、麻浦区は同感染者が訪れた場所は全て防疫消毒を終えたと明らかにした。
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