中国の習近平氏、コロナ19勃発後初の武漢訪問

[写真=新華社]


中国の習近平国家主席が10日午前、新型コロナウイルス感染症(コロナ19)が勃発した地である湖北省武漢を訪れたと中国国営新華社が報じた。

報道によると、習近平主席はこの日、武漢と湖北省の防疫現場を点検し、現地で働く医療関係者と人民解放軍支援軍、社会人力、公安警察、現地幹部、ボランティア、患者、住民たちに会って慰めた。

昨年12月、中国で新型コロナウイルス感染症(コロナ19)事態が勃発した後、約3ヶ月ぶりに習近平主席が武漢を初めて訪れたのだ。

習主席はコロナ19事態発生後、数回にわたって会議を開いたが、直接武漢を訪問したことはない。去る2月10日と3月2日、それぞれ北京現場と科学研究機関を視察しただけだ。代わりに李克強首相が先立って1月27日、習近平主席の委託を受けて武漢を訪問し、コロナ19現場を訪れた。

最近、中国全体のコロナ19新規感染者が10人台減るなど、拡散傾向が徐々に落ち着いている中で習近平主席が初めて現場を訪問したとみられる。

中国国家衛生健康委員会(衛健委)は10日0時現在、感染者は前日より19人、死者は17人がそれぞれ増えたと発表した。19人の新規感染者のうち、湖北省では17人の感染者が発生した。湖北省を除いた残りの2人の感染者はそれぞれ広東省と北京で発生したが、彼らは海外からの逆流入が確認された感染者であると衛健委は発表した。


 
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