中国のペット2億匹の時代・・・動物カメラマン「人気職種」として脚光

  • 中国のペット産業、高速成長…関連産業、年間30%のロケット成長予想

[写真=中国CCTVのキャプチャー]


#中国の北京に住む30代の独身女性、林某氏は最近、あるデザイナーブランドで700元(約12万ウォン)に達する伴侶犬の服を購入した。本人の装いには関心がない林氏だが、家族のような伴侶犬のためには喜んで財布を開いた。林氏は「春節を控えて伴侶犬の写真を撮ってあげようと思っている。写真を1回撮るだけで数万元に達するが、惜しくない」と、「伴侶犬が可愛い服を着ている写真を見ると、気分が良くなり、毎年の写真を撮る」と話した。

13日、中国国営中央放送(CCTV)に報道された内容だ。中国の伴侶動物(ペット)関連産業とサービス市場の規模が大きくなり、動物カメラマンのような新種の職業が人気職種として注目されているのだ。

特に中国最大の祝日である春節(旧正月)連休を控えて、伴侶動物を写真で残そうとする人々が相次いでいる。

CCTVは、伴侶動物専門の写真館で写真を撮る場合、1000元から数万元まで商品ごとに価格が異なるとし、そのうち「テーマパッケージ撮影商品」が最も人気を集めていると報道した。価格は1000元程度で、様々なテーマ別に写真を撮るの商品だ。

また、「旅行写真の撮影商品」も多くの人に人気があると述べた。伴侶動物と一緒に旅行に行って写真を撮る商品だが、価格は4000元以上だ。

ある動物カメラマンは「旅行写真の商品を求める人々が全体の30%に達している」とし、「夏には内モンゴル、冬にはハルビン(哈爾濱)に行って写真をよく撮る」と話した。

彼は「有名写真館の場合、予約がいっぱいで1年待ちは基本」とし「それでも写真を撮ろうとする人々が急増している」と明らかにした。

おかげでペット写真産業も急速に成長している。中国最大の電子商取引企業のアリババは、自社の生活サービスプラットフォーム、コウベイ(口碑)で昨年販売された伴侶動物写真撮影商品の売上規模が前年度と比較して10倍に増えたと明らかにした。特に、昨年は全国伴侶動物専門館数は前年同期比291%急増した。

動物カメラマンだけではない。ペットホテル・美容・カフェなど、中国の伴侶動物関連サービス市場の規模が急激に拡大している。伴侶動物を飼う家庭が急速に増え、自分が飼っている伴侶動物のために惜まずお金を使う伴侶動物人口が増えてからだ。

中国内の伴侶動物のためのサービス市場の急成長ぶりは、公式統計を通じても証明されている。

ユーロモニターインターナショナルによると、2018年、中国の犬・猫など伴侶動物の数は1億7110万匹を記録し、米国の伴侶動物の数を初めて超えた。2019年にも前年比10%ほど増加し、1億8850万匹を記録して世界1位を占めた。このような状況により、ペットホテル、葬儀場、美容などの伴侶動物市場の規模も過去3年間、60%も急増して290億ドル(約34兆ウォン)規模に成長したと分析される。

業界関係者はCCTVとのインタビューを通じて、2010年から2020年まで中国の伴侶動物市場の年平均成長率は30.9%に達すると予想した。

 
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