[日中韓首脳会議] 北京を訪れた文大統領、韓中首脳会談を終えて成都行き

  • 文大統領、24日の第8回日中韓首脳会議に出席するため訪中

  • 23日午前、北京で習近平主席に会って両国首脳会談

  • 2年前の「冷遇論議」とは正反対… 羅照輝中国外交部アジア司長が空港出迎え

  • 李克強首相と会談および晩餐のために四川省成都へ移動

  • 24日、安倍首相との首脳会談予定…日中韓のFTA議論も

[写真=聯合ニュース(文大統領が23日、日中韓首脳会議に出席するため団北京に到着した)]


第8回日中韓首脳会議に出席するため訪中の道に上がった文在寅(ムン・ジェイン)大統領が23日午前、羅照輝(ら・しょうき)中国外交部アジア司長 などの出迎えを受け、北京の首都空港に到着した。

先立って文大統領が2017年12月の就任後初めて中国を国賓訪問した当時、次官補級の孔鉉佑(コン・シュワンユー)中国外交部副部長兼朝鮮半島事務特別代表が空港で出迎え、韓中間の格に合わない儀典で議論が浮上したことがある。当時、文大統領が訪中期間に中国側の高官陪席なしに6回も食事をし、このような論争はさらに激化した。

このように中国の文大統領に対する「冷遇論議」が起こったときとは違って、この日は次官級の羅照輝副部長が空港に出迎え、注目を集めた。

空軍1号機から降りた文大統領は、李響(禮賓司)副局長、陳少春(亞洲司)副局長などとも挨拶を交わした。韓国側からは張夏成(チャン・ハソン)駐中大使と鄭義溶(チョン・ウィヨン)青瓦台国家安保室長が文大統領を迎えた。

文大統領は羅照輝副部長の案内を受けて専用車両で移動した後、習近平中国国家主席との会談と昼食会日程を消化するため、人民大会堂に移動した。

文大統領は、太極旗と五星紅旗が交互に3個ずつ置かれた東大庁の入り口で習主席と会って握手した後、記念撮影をした。

以後、両国首脳は韓半島(朝鮮半島)の完全な非核化と韓中関係の復元、習主席の答礼訪問など、両国の相互関心事について深い議論を進めた。

文大統領と習主席は、当初予定された会議時間の30分より25分ほど長い55分間会談し、昼食も1時間ほど一緒にした。

同日の会談では、韓国側から康京和(カン・ギョンファ)外交部長官(外相)と成允模(ソン・ユンモ)産業通商資源部長官、金尚祖(キム・サンジョ)青瓦台政策室長、金鉉宗(キム・ヒョンジョン)青瓦台国家安保室長第2次長、李度勲(イ・ドフン)外交部韓半島平和交渉本部長などが参加した。

中国側からは邱國洪駐韓中国大使と何立峰国家発展改革委員会主任、楊潔篪政治局委員兼中央外事業務委員会弁公室主任、王毅外交担当国務委員兼外交部長などが同席した。

以後、文大統領は李克强中国国務院総理との両者会談および晩餐会に出席するため、四川省省成都に移動した。

文大統領と李首相が会ったのは昨年5月、日本の東京で開かれた日中韓首脳会議の契機会談以来、1年7カ月ぶりだ。

文大統領と李首相はこの席で、双方間の主要懸案である高高度ミサイル防衛システム(THAAD・サード)の葛藤と「限韓令(韓流禁止令)を除」などについて議論したと伝えられた。

一方、訪中初日の日程を終えた文大統領は24日、韓日首脳会談に先立ち、3国経済人が主催する「ビジネス・サミット」に出席する。

続いて第8回日中韓首脳会議では、習主席、日本の安倍晋三首相とともに3国自由貿易協定(FTA)などについて意見を交換する予定だ。
<亜洲日報の記事等を無断で複製、公衆送信 、翻案、配布することは禁じられています。>
기사 이미지 확대 보기
경북 포항시 경북 포항시
닫기