悪質な書き込み遮断に乗り出したカカオ‐国会・・・「第2のソルリ」を防ごう

  • カカオ、今月末から芸能ニュースにコメント廃止…人物関連の検索語も年内廃止

  • パク・ソンスク議員、誰もがコメント削除を要請できる法案発議…パク・デチュル議員、「インターネット準実名制」提示

[写真=カカオ提供]


去る14日、人気ガールグループのメンバーであり女優として活動していたソルリ(25、本名チェ・ジンリ)が自ら命を絶つ残念な事件が発生した。彼女を継続的に苦しめたのは、他の理由ではなくアクプル(悪質なコメント)だった。これを契機に「第2のソルリ」を防ぐためにインターネット業界と国会では書き込み(コメント)を廃止し、インターネットを準実名制を導入する法案が続々と発議されている。

ポータルのダウム(Daum)を運営するカカオは25日、今月末からニュースサービス芸能面の書き込みを廃止すると明らかにした。人物を検索するときに出る関連検索も年内に廃止する計画だ。

カカオがこのような決定を下した理由は、書き込み欄が「公論の場」という順機能よりも人格冒涜が乱舞する逆機能がもっと多いと判断したからだ。特に芸能面の記事は芸能人一人に焦点が合わせられているため、書き込みに人格冒涜、憎悪表現が他の記事に比べてもっと多いとカカオは説明した。

カカオは、今回の芸能記事コメント廃止を皮切りに書き込みサービスを改善していくという方針である。カカ​​オのチョ・スヨン共同代表は「技術的に書き込みを高度化すると同時に、嫌悪表現と人格某毒性表現などについて、さらに厳重な基準を持って書き込み政策を運営する」と述べた。

国内1位のポータルであるネイバーは、ニュース書き込み政策をマスコミが定められるように措置し、追加の政策を変更する予定はないと伝えた。

国会でも悪質な書き込みを防ぐための法案が発議された。国会科学技術情報放送通信委員会所属のパク・ソンスク正しい未来党議員は25日、「情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律(情報通信網法)」改正案を代表発議した。悪質な書き込みを不法情報に含ませて誰もがこれを削除要請できるようにし、プラットフォーム事業者はこれを受け入れなければならないという内容が骨子だ。悪質な書き込みに攻撃される当事者だけでなく、これを見た人は誰でも削除を要請することができるというのが特徴だ。

パク議員側は「憎悪表現などは特定の個人または集団に偏見を引き起こし、憎悪を扇動して韓国社会の葛藤を助長する起爆剤になっており、憎悪表現などの情報通信網での流通に対する規制が必要な状況」と法案の提案理由を説明した。

この日、パク・デチュル自由韓国党議員も「インターネット準実名制」を盛り込んだ情報通信網法改正案を代表発議した。これは書き込みしたIDをすべて公開し、IPも公開して利用者の責任性を強化することが核心だ。現在、ネイバーニュースサービスの書き込みでは利用者のIDを半分だけを見ることができる。プラットフォーム企業がこれを違反した場合、3000万ウォン以下の過怠料を支払わなければならない。

パク・デチュル議員は「今この瞬間にも匿名で隠れた暴力であり、間接殺人が起きている」とし、「表現の自由を越えて言語暴力の自由、間接殺人の自由まで許容されてはいけない」と強調した。

一方、去る15日、世論調査会社リアルメーターが全国19歳以上の成人502人を対象に行った調査では、回答者の69.5%が書き込み実名制の導入に賛成した。
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