[グローバル株式市場] 米中追加関税の賦課措置を強行・・・ニューヨーク株式市場は下落で引け ダウ1.08%↓

[写真=聯合ニュース]


3日(現地時間)、米ニューヨーク株式市場が米国と中国の間に関税戦争が本格化され、投資心理が萎縮し下落で取引を終えた。

ダウは直前比285.19ポイント(1.08%)下げた2万6118.09で終了した。S&P500指数は20.19ポイント(0.69%)下落した2906.26で、ナスダック指数は88.72ポイント(1.11%)落ちた7874.16で取引を終えた。

市場が望んでいた異変は起きなかった。米国と中国はずっと予告していたとおり、追加関税の賦課を始めた。

米国は去る1日から一部の中国産製品に対して15%の追加関税を強行し、中国も同様に米国産原油に対して関税を付けながら対応し始めた。

一方、中国は米国の今回の関税措置について、世界貿易機関(WTO)に提訴した状態だ。

この日、中国商務部は「(今回米国が断行した)追加関税措置は、日本の大阪で中国と米国の指導者が成し遂げた合意に違反する」と、WTOへの提訴事実を認めた。

ドナルド・トランプ米大統領は、自分のツイッター(Twitter)アカウントを通じて「(私が)再選に成功した場合、(中国は)一層難しい交渉条件を扱わなければならない」と圧迫した。

市場は両国のこのような舌戦を心配する雰囲気だ。

プルデンシャル・ファイナンシャルの首席市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「関税賦課措置が実際に発効されたのは、両国間の貿易紛争解決の可能性を一層難しくした(adds to the concerns)」と指摘した。

欧州の主要株式市場は上昇した。英国FTSE100指数は直前の取引日比13.75ポイント(0.19%)落ちた7268.19で終了した。ドイツのDAX指数は42.92ポイント(0.36%)下げた1万1910.86を記録した。汎欧州指数のストックス50は11.80ポイント(0.34%)下落した3420.74で、フランスCAC40指数は26.97ポイント(0.49%)下げた5466.07でそれぞれ取引を終えた。

現在、欧州では英国の政治不確実性を懸念する様子だ。ボリス・ジョンソン英国首相はノーディール・ブレグジット(英国のEU離脱)を防ぐための与野党の動きが本格化し、これを打開するために早ければ10月14日、早期に総選挙を行うことを示唆した状況だ。
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