トランプ氏、「米中貿易戦争が長くは続かない」

  • 「中国、交渉成果を望む」、9月の交渉に楽観シグナル

[写真=AP・聯合ニュース]


ドナルド・トランプ米大統領が米中貿易戦争は長くは続かないだろうとしながらも、中国の報復措置について追加報復を断行するという可能性を示唆した。

ロイター通信など海外メディアによると、トランプ大統領は15日(現地時間)記者たちと会って、「中国が(両者)貿易交渉の成果を出したいということを信じる」とし、「(米中)貿易戦争が長くは続かないだろう」と述べた。貿易紛争が長くなるほど、米国はさらに強くなるという立場も強調した。

来月予定されている米中貿易交渉にも楽観的なシグナルを送った。両国の交渉団は依然として会議を進めており、非常に生産的な対話を交わしたという。電話などを利用した中国の習近平国家主席との対話の可能性も開けておいた。ただ、具体的な時期は伝えられなかった。

これと関連してロイター通信は、「具体的な日付は発表されなかったが、米・中貿易交渉関係者らが9月にワシントンで会うようだ」と報道した。

トランプ大統領は中国との良好な関係を強調しながらも、交渉の過程で米国の立場を大幅に反映しなければならないという従来の立場を維持した。もし中国が報復すれば、最後の形の報復も可能だという警告も付け加えた。

当初、米国政府はアップル(Apple)のアイフォン(iPhone)など3000億ドル規模の中国産製品に10%の追加関税を課すことにしたが、12月に延期した。しかし、中国は「米国の関税賦課の方針は、去る6月に日本の大阪で設けられた米中首脳間の共通認識に反するもの」とし、「国家の利益を守るために必要な対応措置をとる」と予告した。

一方、トランプ大統領は今月14日、自分のツイッターを通じても米中貿易交渉を言及しながら「中国は通商合意を望んでいる」とし、「まずは香港問題を人道的に対処すべきだ」と求めながら、貿易対立の解消より香港事態解決が急がれるという点を示唆したりもしたとCNBCなど海外メディアが伝えた。


 
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