全世界の旅行客を韓国に導いた要因は? BTS、そしてゴールデンウィーク

[写真=エクスペディア提供]


「BTS会いに韓国来ました。」

防弾少年団(BTS)の世界的な人気は訪韓外来観光客の増加にも大きな役割を果たした。

オンライン旅行会社エクスペディアが顧客の予約データを基盤に上半期のインバウンド旅行市場の成長要因を分析した結果、BTSコンサート期間中の外国人旅行客数が急増したのだ。

エクスペディアのデータによると、BTSの釜山コンサート当日である6月15日と16日、釜山は6月中で最も多くの海外旅行客を迎えたことが分かった。前年同期比55%高い数値だ。6月に釜山外来観光客の成長率は、前年比11%だった。

今年上半期にエクスペディアを通じて韓国を最も多く訪れた国は日本だった。米国と香港がその次だった。

日本人旅行者は前年同期比61%増加しながら成長傾向を続けた。

格安航空会(LCC)の航空券需給と地方空港の活性化による路線拡大の影響を受けたものと分析される。済州航空の務安(ムアン)-大阪、大邱(テグ)- 鹿児島路線とティーウェイ航空の釜山 - 大分、務安 - 北九州など格安航空会は昨年から様々な新規路線を披露している。

今年の日本のゴールデンウイーク(通常毎年4月末から5月初め)は、植樹の日、子供の日と天皇の交代などが相まって10日間の連休が続いた。

前年比87%多い旅行客が海外旅行に出たが、その中でも日本人の海外旅行客が最も多く訪れた都市はソウルだった。

釜山も9位を記録した。訪韓日本人旅行客は着実に増加しているが、今年のゴールデンウィークには韓国を訪れた日本人旅行者が特に多かった。昨年比123%多い日本人旅行客が韓国を訪問した。

ゴールデンウィークの特需は日本以外の国にもあった。

香港には毎年4月のイースター連休があり、この期間の上半期の月平均旅行客数比33%多い人々が韓国を訪れた。
タイ人旅行客もタイの新年を祝うソンクラン(Songkran)がある4月に最も多く韓国に訪問した。

水掛け祭りで有名なソンクラーンは、タイ旅行シーズンでもあるが、通常3日ほどの連休を利用して海外に出るタイ人も多かった。上半期の月平均の訪韓旅行客数比84%より多い人々が訪れた。

インドネシアのレバラン(Lebaran)特需もあった。

レバランは6月初めにラマダン終了を記念する連休で、昨年は12日、今年は11日間続いた。昨年に続き、今年も6月に最も多くの旅行客が韓国を訪れた。
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